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2008年03月 アーカイブ
2008年03月31日

「素」でいこう

41YAD71NW9L._AA240_.jpg年度末のこの日、外は雨。急激に寒くなり、2月に戻ったような天気。相方が何年かぶりに風邪をひいて熱を出し寝込んでいる。心配は心配だが、たかだか風邪のこと。ゆっくり寝て休息すればすぐに治るだろう。とはいえ週末は新人研修合宿が控えているのでうつされるわけにはいかない。ということで僕自身も風邪薬を念のため飲み予防。

今晩はいつものように就活学生のための「ES&面接講座」。少しずつ書くことが整理されてきたので進歩は見られる。ただし、「しゃべり」になるとまだまだ。こういうことは人前で何度も話す癖をつけて場数をこなすに限る。今の学生はマニュアルに頼るきらいがある。どうすれば格好よく聞こえるかばかりに頭が回り、整理はされているものの心底本音というか人間性が伝わってこない。その人個人のスペックを聞きたい、知りたいのではなくどういうことに興味を持ち、日々どういうことに感動し、どんな人間なのかを知りたいだけなのだが・・・。どうも評価されるとなると人間は一気に固くなる。と同時に格好をつけたがるものだ。「素」でいこうよ。

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2008年03月30日

春は蠢く・・・

415jiBtTltL._AA240_.jpg第14回「早わかりクラシック音楽講座」終了です。2年目に突入し、少しずつ世界が広がってきているようで、予想外に15名もの方にご参加いただき、しかもたくさんの「気づき」をいただき感謝します。今回はベートーヴェンの「田園」交響曲をとりあげました。詳細報告は明日にでもUP予定ですが、「人間力」や作曲家のバックグラウンドを考察しながら聴く音楽はやはり素晴らしいです。言語を超えた世界共通語である音楽。それも何百年という歴史の中で聴き継がれてきている「クラシック音楽」こそは人類至宝の産物であると思います。言霊ならぬ音霊とはこういうことか、と身に染みて理解していただけたのではないかと思うと同時に、一人でも多くの方が「クラシック音楽」の素晴らしさに目覚めていただけたらこれ以上の幸せはないのではないかと感じます。今後も僕なりの切口で進めてまいりますので懲りずにご参加のほどよろしくお願いします。

ところで、明日は年度末。早いもので今年ももう4分の1が過ぎてしまったことになります。今日は生憎の雨ですが、桜も満開で新しい年度を迎え、それぞれが希望に胸を膨らませて動き出す様子が手に取るようにわかります。良くも悪くも「変化」の起こる時期。まさに「蠢く春」ですね。どんなことが起ころうとそれが必然であり、ベストだと考えながら、前に向かって進んでいこう!

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2008年03月29日

菜食cuisine

41CJFJRRYRL._AA240_.jpg株式会社ソーファの設立5周年パーティーに参加する。友人などの同伴可ということなので数人を誘ってみた。出てくる料理はいつもの美味しい菜食cuisine。ほうれん草と豆乳をベースにレンズ豆やひよこ豆を使ったソーファ特製グリーン・カレー、ベジ酢豚、北京ダック風ベジハムの春巻き、ベジ鶏肉のから揚げ、ベジハムのサラダ、菜食焼き鳥などなど、食べ切れないほどの料理が続々と運ばれてくる。本当に美味しい。しかも、どんなに食べても胃にもたれないところが素晴らしい。最後はあまった食材をおみやげにということで皆大喜び。ソーファのK社長に感謝です。ありがとうございました。

宴の後、Kさんが立ち話的に語っていた話の中で気になったことがいくつか。
今、世間では環境問題が取り沙汰されているが、なかなか抜本的な解決に至る方向が見出されていないという状況。こちらを立てればあちらが立たなくなる、あちらを立てればこちらが・・・、というようにビジネスの上で生きるか死ぬかの問題が絡んでくる以上一筋縄ではいかない。石油以上に深刻な問題になっている水不足や家畜の出すメタンガスの問題。そういうもの全ては個人が1週間のうちに1日でも「菜食」にすると大幅に改善されるという。うーん、奥が深い。ともかく、「菜食」がエコ活動に直接的につながるというのはある意味新鮮な話題である。

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2008年03月28日

意思の力-自律的な生き方

51dm2J%2BBzwL._SL500_AA240_.jpg先日の「人間力向上セミナー」の個人セッションを学芸大学のとあるカフェにて行う。Tさんは齢30ながら「人生のモティベーション」が誠に明確で高校生のときに想った全てが実現しているというパティシエさんである。今の時代、やりたいことがわからないという若者が多い中驚異的でさえある。過去の話をいろいろと聞かせていただいて、フィールドは違うが、まるでイチローのような生き方だなと感心させられた。
中学卒業と同時にファッション・デザイナーを目指し、専門の勉強をするべく親元を離れ高校に通う。そして、高校2年のとき師であるF先生(国会議員としても有名な方)の書籍に出逢い、感動。その後は周りの友人に将来F先生の弟子になると公言する。数年を経、パティシエの専門学校のとき偶然F先生に出逢う機会を得、自分が作ったお菓子を差し入れたのが転機となる。数日後、先生から美味しかったという手紙をいただき、まずます先生に惚れ込む。そして、卒業後は横浜のとあるケーキ屋に就職。そこでまた偶然F先生に出逢うことになり、ちょくちょくとかわいがっていただいたようだ。しかしながら、ここからがまた奇跡。仕事を通じながら、自分自身の幅の狭さに気づいた彼女はお店を辞め、新たな道を探ろうと決意し、F先生に報告の電話をしたところ、たまたま助手が産休に入るので自分の助手にならないかというお誘いがあったという。晴れて高校生のときに想ったことが現実化し、今やフランス修行を経てフリーランスで活躍するという才媛である。
本当に見事だ。ご両親も子どもの頃は貧しく厳しい生活を強いられていたにもかかわらず、反面教師的に彼女を育てたようでちょっとばかし感動してしまった。彼女の場合、あとは人前で緊張する癖をとり、プレゼンテーションの達人になりたいという。「大丈夫、君ならできる」と声援を送った。

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2008年03月27日

アルマゲドン、フランク

673.jpg僕は普段映画を観ない。今までの人生においても劇場で鑑賞したことは極めて少ない。自宅でビデオやDVDを観るという行為もほとんどない。だから、みんなが当たり前のように観ている映画のストーリーをほとんど知らないし、一般に話題になったものであろうと食指が動かないものだから後になっても敢えて観ることはしていない。「マトリックス」や「スター・ウォーズ」を観たのも必要に迫られて随分後になってからだ。「必要に迫られて」というのは、2年ほど前まで毎月新作DVDを10本近く観て、日常英会話の必須フレーズをピックアップしクイズ形式で原稿にするという仕事をしていた時期があったからだ。

久しぶりに夜ゆっくりする時間があったので「アルマゲドン」を観た。もう10年も前の作品で、当時相当話題になったが、例によって僕は観ていなかった。2時間半ほどの長編だがあっという間に時間は過ぎ、楽しく観ることができた。隕石群の地球衝突から人類を救うという途轍もない使命に勇気を持って挑むブルース・ウィリス演じるハリー。まさに「愛」に溢れる内容で、エアロスミスの音楽も不思議にぴったりとはまっている(エアロスミスはもうちょっとハードで泥臭いイメージがあったので・・・)。

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2008年03月26日

1,600万円!!のオーディオ装置

452.jpgNのススメで西武新宿線「下井草」駅に20:00集合。株式会社ユキムという高級オーディオ輸入代理店のI氏のご自宅に伺う。何と合計2000万円程かけているというハイエンド・オーディオ・マシーンを聴かせていただいた。いやぁ、これは凄いです。アバドがルツェルン祝祭管弦楽団を指揮したマーラーの「復活」冒頭やドビュッシーの「海」第3楽章の終結部分、マイケル・ティルソン・トーマスがサンフランシスコ響を振ったコープランドの「庶民のためのファンファーレ」などなど、びっくり仰天の連続で、こんなに生々しい音は生まれて初めて聴いた感じ。もちろん生演奏に敵うわけはないのだが、地下1階にあるゆったりとしたオーディ特設ルームで独り静かに音楽を聴く悦びここにあり、という感じでとても羨ましい。

しかし、帰り道に同席したS社のI氏と話したのだが、あれだけの高級モデルになるとソフトも選んでしまうようで、どんな音盤も完璧に再現されるというわけではなく、かえって難しいところが曲者である。オーケストラものを聴くためにセッティングした装置だということだからオーケストラものであれば何でもOKかといえばそうでもない。我が家のチープな装置で聴いて名演だと思っていたCDが意外に凡演だったこと(例えばバルシャイのショスタコーヴィチなど)も驚きだし、想像もしなかった組み合わせがなかなかいいなと思えたりと、とても不思議な体験であった。

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2008年03月25日

不思善悪

51DPE4KDGTL._AA240_.jpg朝から4月上旬のベンチャー企業新人向研修の資料作りと週末の「音楽講座」のまとめ。天気も良く気分も良く相応に捗る。
午後、新宿のホテル・センチュリーサザンタワー20階にていつものように個人セッション。M君と待ち合わせ1時間半ほど語る。最近思うのは、人間は変わる必要はないということ。というより根本的な資質や性格は変えられない。それよりも長短含めて全てを受け入れ、認める姿勢が大事だということ。そこに気づき受容できるようになるだけで自ずと変化するのである。ゆえにトレーニングというものは不要だ。然るべきスイッチのあり場所とOnにする方法さえ教示すれば人は自ら成長していくものだ。

そんなことを考えているとちょうどKさんから電話が入り、話したいことがあるという。せっかくなので広くなったという赤坂の事務所に伺うことにし、新宿から青山一丁目に向かう。1時間半ほど話を聞き納得。面白い展開になりそうだ。
その時に聴いた話で印象に残ったこと。

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2008年03月24日

彼岸の「祈り」

41S6494R3XL._AA240_.jpg昨日までの春めいた晴天が嘘のような雨模様。今日は随分冷え込んだ。この時期は特に寒暖の差が激しい。とはいえ、それが自然の摂理であり、人間に対して何か「物を申して」いるわけだから耳をそばだてて、というより感覚をそばだてて「聴いてみる」ことが重要である。昨日は久しぶりにいろいろと「田園」交響曲を聴いた。やはり楽聖の傑作だけあり、素晴らしい曲だ。僕のCD棚だけでも30種近くの音盤がある。普段それほど意識して聴いてきたつもりはないが揃いも揃ったものである。名盤、駄盤、それに珍盤含めいろいろと鎮座している。昨日も書いたがワルター盤とフルトヴェングラー盤は別格として、「これは意外に!」と思わせる音盤がムラヴィンスキー盤。1949年盤1979年東京Live盤、そして1982年盤と都合3種を所持していたが、しっかりと聴き込んだのは初めてかもしれない。ムラヴィンらしいエッジの利いたテンポの速い解釈だが、その奥底に潜む「神への祈り」はひょっとすると一番かもしれない。フルトヴェングラー盤が人間臭い「祈り」であるのに対してムラヴィンスキー盤は彼岸の「祈り」に近い。

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2008年03月23日

感謝、感謝、すべてに感謝・・・

beethoven6.jpg岐阜~滋賀方面の旅からお昼前に戻る。人の温かさに触れたとても濃い有意義な連休、そして誕生日・・・。

3月20日(祝)、春分の日。雨のち曇り
小雨混じる早朝東京を出発する。午後、多治見に到着。雨はあがっているものの、曇り空。多治見市学習館多目的ホールでの子どものピアノ発表会に相方が特別ゲスト出演するというので30分ほどのミニリサイタルを鑑賞。パッヘルベル「カノン」、ドビュッシー「アラベスク」やショパン「幻想即興曲」など、ここ最近よく舞台にかけている楽曲からお馴染みの選曲。最後の曲が終わるや否や客席からは「ブラヴォー!」の声。地方都市のこういうコンサートの光景はほのぼのとしてとてもいいもの。終演後、家族揃って美味しい鰻重を食し、瑞浪へ移動。彼の地も3度目ともなれば慣れたもの。行きつけだという、根っからのタイガース・ファンの女将が切盛りする「のんき屋」に連れて行っていただきビールを少々。

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2008年03月19日

24時間営業?!

417FEN8KPHL._AA240_.jpg朝6:00起床。曇り空。
昨夜知人から電話が入り、早朝カウンセリングの予約が入る。7時から小1時間ほど自宅近くのファミリー・レストランでお話させていただいた。相談する当人は焦りやこれまでの後悔や何やらで大変な様子なのだが、何とかしたいという思いだけが先走りして結果的には空回りしそうな気配がした。「他人と過去は変えられない」。その言葉通り、あなた自身が変わるために自分の掘り下げや参考図書を読んだりすることをすすめた。
世の中もいろいろと問題が多発しているが、こうやって個人にフォーカスしてみると、誰もが大なり小なり問題を抱え、相応の悩みというものをもっているようだ。
「人間力セミナー」の中でいつもお話するのだが、身の周りで起こる問題の大半は「人間関係」から生じるトラブルである。自分のことを知らなかったり、他人を理解し承認する器がなかったり・・・。そのあたりの勉強をし、他者を自然に受け容れる術を学べば、ものの見方、人とのコミュニケーションのとり方が変わり、物事がうまく行くはずなのだが。
「自分中心の思考」から「他者との関係性の中での自分という視点」をもつようにすることで自ずと状況は変わる。あくまで、他者と比較するのではなく昨日の自分自身との比較が大事である。

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アレグロ・コン・ブリオ~「愛」+「勇気」=「ワンネス」:2008年03月アーカイブ
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2008年03月31日

「素」でいこう

41YAD71NW9L._AA240_.jpg年度末のこの日、外は雨。急激に寒くなり、2月に戻ったような天気。相方が何年かぶりに風邪をひいて熱を出し寝込んでいる。心配は心配だが、たかだか風邪のこと。ゆっくり寝て休息すればすぐに治るだろう。とはいえ週末は新人研修合宿が控えているのでうつされるわけにはいかない。ということで僕自身も風邪薬を念のため飲み予防。

今晩はいつものように就活学生のための「ES&面接講座」。少しずつ書くことが整理されてきたので進歩は見られる。ただし、「しゃべり」になるとまだまだ。こういうことは人前で何度も話す癖をつけて場数をこなすに限る。今の学生はマニュアルに頼るきらいがある。どうすれば格好よく聞こえるかばかりに頭が回り、整理はされているものの心底本音というか人間性が伝わってこない。その人個人のスペックを聞きたい、知りたいのではなくどういうことに興味を持ち、日々どういうことに感動し、どんな人間なのかを知りたいだけなのだが・・・。どうも評価されるとなると人間は一気に固くなる。と同時に格好をつけたがるものだ。「素」でいこうよ。

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2008年03月30日

春は蠢く・・・

415jiBtTltL._AA240_.jpg第14回「早わかりクラシック音楽講座」終了です。2年目に突入し、少しずつ世界が広がってきているようで、予想外に15名もの方にご参加いただき、しかもたくさんの「気づき」をいただき感謝します。今回はベートーヴェンの「田園」交響曲をとりあげました。詳細報告は明日にでもUP予定ですが、「人間力」や作曲家のバックグラウンドを考察しながら聴く音楽はやはり素晴らしいです。言語を超えた世界共通語である音楽。それも何百年という歴史の中で聴き継がれてきている「クラシック音楽」こそは人類至宝の産物であると思います。言霊ならぬ音霊とはこういうことか、と身に染みて理解していただけたのではないかと思うと同時に、一人でも多くの方が「クラシック音楽」の素晴らしさに目覚めていただけたらこれ以上の幸せはないのではないかと感じます。今後も僕なりの切口で進めてまいりますので懲りずにご参加のほどよろしくお願いします。

ところで、明日は年度末。早いもので今年ももう4分の1が過ぎてしまったことになります。今日は生憎の雨ですが、桜も満開で新しい年度を迎え、それぞれが希望に胸を膨らませて動き出す様子が手に取るようにわかります。良くも悪くも「変化」の起こる時期。まさに「蠢く春」ですね。どんなことが起ころうとそれが必然であり、ベストだと考えながら、前に向かって進んでいこう!

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2008年03月29日

菜食cuisine

41CJFJRRYRL._AA240_.jpg株式会社ソーファの設立5周年パーティーに参加する。友人などの同伴可ということなので数人を誘ってみた。出てくる料理はいつもの美味しい菜食cuisine。ほうれん草と豆乳をベースにレンズ豆やひよこ豆を使ったソーファ特製グリーン・カレー、ベジ酢豚、北京ダック風ベジハムの春巻き、ベジ鶏肉のから揚げ、ベジハムのサラダ、菜食焼き鳥などなど、食べ切れないほどの料理が続々と運ばれてくる。本当に美味しい。しかも、どんなに食べても胃にもたれないところが素晴らしい。最後はあまった食材をおみやげにということで皆大喜び。ソーファのK社長に感謝です。ありがとうございました。

宴の後、Kさんが立ち話的に語っていた話の中で気になったことがいくつか。
今、世間では環境問題が取り沙汰されているが、なかなか抜本的な解決に至る方向が見出されていないという状況。こちらを立てればあちらが立たなくなる、あちらを立てればこちらが・・・、というようにビジネスの上で生きるか死ぬかの問題が絡んでくる以上一筋縄ではいかない。石油以上に深刻な問題になっている水不足や家畜の出すメタンガスの問題。そういうもの全ては個人が1週間のうちに1日でも「菜食」にすると大幅に改善されるという。うーん、奥が深い。ともかく、「菜食」がエコ活動に直接的につながるというのはある意味新鮮な話題である。

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2008年03月28日

意思の力-自律的な生き方

51dm2J%2BBzwL._SL500_AA240_.jpg先日の「人間力向上セミナー」の個人セッションを学芸大学のとあるカフェにて行う。Tさんは齢30ながら「人生のモティベーション」が誠に明確で高校生のときに想った全てが実現しているというパティシエさんである。今の時代、やりたいことがわからないという若者が多い中驚異的でさえある。過去の話をいろいろと聞かせていただいて、フィールドは違うが、まるでイチローのような生き方だなと感心させられた。
中学卒業と同時にファッション・デザイナーを目指し、専門の勉強をするべく親元を離れ高校に通う。そして、高校2年のとき師であるF先生(国会議員としても有名な方)の書籍に出逢い、感動。その後は周りの友人に将来F先生の弟子になると公言する。数年を経、パティシエの専門学校のとき偶然F先生に出逢う機会を得、自分が作ったお菓子を差し入れたのが転機となる。数日後、先生から美味しかったという手紙をいただき、まずます先生に惚れ込む。そして、卒業後は横浜のとあるケーキ屋に就職。そこでまた偶然F先生に出逢うことになり、ちょくちょくとかわいがっていただいたようだ。しかしながら、ここからがまた奇跡。仕事を通じながら、自分自身の幅の狭さに気づいた彼女はお店を辞め、新たな道を探ろうと決意し、F先生に報告の電話をしたところ、たまたま助手が産休に入るので自分の助手にならないかというお誘いがあったという。晴れて高校生のときに想ったことが現実化し、今やフランス修行を経てフリーランスで活躍するという才媛である。
本当に見事だ。ご両親も子どもの頃は貧しく厳しい生活を強いられていたにもかかわらず、反面教師的に彼女を育てたようでちょっとばかし感動してしまった。彼女の場合、あとは人前で緊張する癖をとり、プレゼンテーションの達人になりたいという。「大丈夫、君ならできる」と声援を送った。

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2008年03月27日

アルマゲドン、フランク

673.jpg僕は普段映画を観ない。今までの人生においても劇場で鑑賞したことは極めて少ない。自宅でビデオやDVDを観るという行為もほとんどない。だから、みんなが当たり前のように観ている映画のストーリーをほとんど知らないし、一般に話題になったものであろうと食指が動かないものだから後になっても敢えて観ることはしていない。「マトリックス」や「スター・ウォーズ」を観たのも必要に迫られて随分後になってからだ。「必要に迫られて」というのは、2年ほど前まで毎月新作DVDを10本近く観て、日常英会話の必須フレーズをピックアップしクイズ形式で原稿にするという仕事をしていた時期があったからだ。

久しぶりに夜ゆっくりする時間があったので「アルマゲドン」を観た。もう10年も前の作品で、当時相当話題になったが、例によって僕は観ていなかった。2時間半ほどの長編だがあっという間に時間は過ぎ、楽しく観ることができた。隕石群の地球衝突から人類を救うという途轍もない使命に勇気を持って挑むブルース・ウィリス演じるハリー。まさに「愛」に溢れる内容で、エアロスミスの音楽も不思議にぴったりとはまっている(エアロスミスはもうちょっとハードで泥臭いイメージがあったので・・・)。

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2008年03月26日

1,600万円!!のオーディオ装置

452.jpgNのススメで西武新宿線「下井草」駅に20:00集合。株式会社ユキムという高級オーディオ輸入代理店のI氏のご自宅に伺う。何と合計2000万円程かけているというハイエンド・オーディオ・マシーンを聴かせていただいた。いやぁ、これは凄いです。アバドがルツェルン祝祭管弦楽団を指揮したマーラーの「復活」冒頭やドビュッシーの「海」第3楽章の終結部分、マイケル・ティルソン・トーマスがサンフランシスコ響を振ったコープランドの「庶民のためのファンファーレ」などなど、びっくり仰天の連続で、こんなに生々しい音は生まれて初めて聴いた感じ。もちろん生演奏に敵うわけはないのだが、地下1階にあるゆったりとしたオーディ特設ルームで独り静かに音楽を聴く悦びここにあり、という感じでとても羨ましい。

しかし、帰り道に同席したS社のI氏と話したのだが、あれだけの高級モデルになるとソフトも選んでしまうようで、どんな音盤も完璧に再現されるというわけではなく、かえって難しいところが曲者である。オーケストラものを聴くためにセッティングした装置だということだからオーケストラものであれば何でもOKかといえばそうでもない。我が家のチープな装置で聴いて名演だと思っていたCDが意外に凡演だったこと(例えばバルシャイのショスタコーヴィチなど)も驚きだし、想像もしなかった組み合わせがなかなかいいなと思えたりと、とても不思議な体験であった。

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不思善悪

51DPE4KDGTL._AA240_.jpg朝から4月上旬のベンチャー企業新人向研修の資料作りと週末の「音楽講座」のまとめ。天気も良く気分も良く相応に捗る。
午後、新宿のホテル・センチュリーサザンタワー20階にていつものように個人セッション。M君と待ち合わせ1時間半ほど語る。最近思うのは、人間は変わる必要はないということ。というより根本的な資質や性格は変えられない。それよりも長短含めて全てを受け入れ、認める姿勢が大事だということ。そこに気づき受容できるようになるだけで自ずと変化するのである。ゆえにトレーニングというものは不要だ。然るべきスイッチのあり場所とOnにする方法さえ教示すれば人は自ら成長していくものだ。

そんなことを考えているとちょうどKさんから電話が入り、話したいことがあるという。せっかくなので広くなったという赤坂の事務所に伺うことにし、新宿から青山一丁目に向かう。1時間半ほど話を聞き納得。面白い展開になりそうだ。
その時に聴いた話で印象に残ったこと。

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彼岸の「祈り」

41S6494R3XL._AA240_.jpg昨日までの春めいた晴天が嘘のような雨模様。今日は随分冷え込んだ。この時期は特に寒暖の差が激しい。とはいえ、それが自然の摂理であり、人間に対して何か「物を申して」いるわけだから耳をそばだてて、というより感覚をそばだてて「聴いてみる」ことが重要である。昨日は久しぶりにいろいろと「田園」交響曲を聴いた。やはり楽聖の傑作だけあり、素晴らしい曲だ。僕のCD棚だけでも30種近くの音盤がある。普段それほど意識して聴いてきたつもりはないが揃いも揃ったものである。名盤、駄盤、それに珍盤含めいろいろと鎮座している。昨日も書いたがワルター盤とフルトヴェングラー盤は別格として、「これは意外に!」と思わせる音盤がムラヴィンスキー盤。1949年盤1979年東京Live盤、そして1982年盤と都合3種を所持していたが、しっかりと聴き込んだのは初めてかもしれない。ムラヴィンらしいエッジの利いたテンポの速い解釈だが、その奥底に潜む「神への祈り」はひょっとすると一番かもしれない。フルトヴェングラー盤が人間臭い「祈り」であるのに対してムラヴィンスキー盤は彼岸の「祈り」に近い。

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2008年03月23日

感謝、感謝、すべてに感謝・・・

beethoven6.jpg岐阜~滋賀方面の旅からお昼前に戻る。人の温かさに触れたとても濃い有意義な連休、そして誕生日・・・。

3月20日(祝)、春分の日。雨のち曇り
小雨混じる早朝東京を出発する。午後、多治見に到着。雨はあがっているものの、曇り空。多治見市学習館多目的ホールでの子どものピアノ発表会に相方が特別ゲスト出演するというので30分ほどのミニリサイタルを鑑賞。パッヘルベル「カノン」、ドビュッシー「アラベスク」やショパン「幻想即興曲」など、ここ最近よく舞台にかけている楽曲からお馴染みの選曲。最後の曲が終わるや否や客席からは「ブラヴォー!」の声。地方都市のこういうコンサートの光景はほのぼのとしてとてもいいもの。終演後、家族揃って美味しい鰻重を食し、瑞浪へ移動。彼の地も3度目ともなれば慣れたもの。行きつけだという、根っからのタイガース・ファンの女将が切盛りする「のんき屋」に連れて行っていただきビールを少々。

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24時間営業?!

417FEN8KPHL._AA240_.jpg朝6:00起床。曇り空。
昨夜知人から電話が入り、早朝カウンセリングの予約が入る。7時から小1時間ほど自宅近くのファミリー・レストランでお話させていただいた。相談する当人は焦りやこれまでの後悔や何やらで大変な様子なのだが、何とかしたいという思いだけが先走りして結果的には空回りしそうな気配がした。「他人と過去は変えられない」。その言葉通り、あなた自身が変わるために自分の掘り下げや参考図書を読んだりすることをすすめた。
世の中もいろいろと問題が多発しているが、こうやって個人にフォーカスしてみると、誰もが大なり小なり問題を抱え、相応の悩みというものをもっているようだ。
「人間力セミナー」の中でいつもお話するのだが、身の周りで起こる問題の大半は「人間関係」から生じるトラブルである。自分のことを知らなかったり、他人を理解し承認する器がなかったり・・・。そのあたりの勉強をし、他者を自然に受け容れる術を学べば、ものの見方、人とのコミュニケーションのとり方が変わり、物事がうまく行くはずなのだが。
「自分中心の思考」から「他者との関係性の中での自分という視点」をもつようにすることで自ずと状況は変わる。あくまで、他者と比較するのではなく昨日の自分自身との比較が大事である。

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2008年03月18日

リストの祈り

41aCOIlJuYL._AA240_.jpg朝から空気も軽く、とても気持ちの良い一日であった。仙台からHが上京するというので午後、Aとともに新宿東口のとあるビア・レストランで落ち合う。小1時間ほど語ったが、さすがに東北の気候・環境がいいのか、1ヶ月前に東京を離れるときよりも表情も明るくなり、仕事が忙しいとはいえ随分回復しているように思えた。

世の中の動きが激しい。問題が起こるべきところにそれが表面化し、物事が好転すべきところでは状況が一変するような出来事が起こる。すべては人間の念(つまり想い)が作り出したものである。「原因の結果」とはよくいったものだ。謙虚に、そして他者に喜んでいただくという姿勢で臨めば悪くなるはずがなかろう。
ドストエフスキーがその晩年に愛して止まなかった絵画にラファエロの「システィーナの聖母」がある。この作家は人一倍「信仰心」の厚い人間であった。家に仏壇や神棚を備付けるが如く、彼は自室にこの絵画を飾りつけていた。聖母を目前にし、毎日「祈り」を捧げていたのだろうか・・・。

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2008年03月17日

換骨奪胎

51A642AEXTL._AA240_.jpg昨日一昨日と気炎を上げて頑張ったものだから相当疲れたらしく思いのほか熟睡した。多分1:00前に就寝したと思うのだが、朝7:00にはすっきりと目覚めもよく爽快な気分であった。こういう睡眠は久しぶりかもしれない。東京は空気も悪く、周辺の雑音も夜通し五月蝿く、既に慣らされた身体ではあるものの、慢性的に睡眠不足に陥っていることは間違いない。

朝から曇り空とはいえ3月も半ばを過ぎ、上着を着なくても日中は過ごせるのでとても心地よい。午後から音楽を聴きながら読書をし、まったりとした時間を過ごす。そういえば去年の今日の今頃は中目黒で「誕生日祝い」をやってもらっていたなと回顧に耽る。
月日の経過は早い。今年になって一段と加速しているようだ。円高の進行と株価の下落。予想以上にアメリカの景気の先行き不安が世界中に影響を与えているようだ。チベットの騒乱。ダライ・ラマ14世は「武力の使用は時代遅れだ」と中国当局の対応を非難。資本主義の限界か。人間の欲と思惑が入り乱れる・・・。

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2008年03月16日

人ってすばらしい

41GMDT4AT5L._AA240_.jpg人は「不完全な」存在である。長所を持ち、短所を持つ。今まで20年来「人間教育」に携わってきて、「長所を伸ばし、短所を改善する」ことを旨として参加していただく皆さんに説いてきた。ところが、それは無理があるとあらためて気づいた。人は根本的には変えられない。というより変わらなくて良いのである。それよりも、短所も長所も含めありのままの自分自身を受容できるというその態勢、姿勢が重要なのである。人は自分の存在価値を認めたときに階段を一つ上がる。そして世の中のためになる何かをやり遂げ、他者に喜んでいただいたときに喜びを感じる。そして、さらに一つ階段を上る。他者と比べず、そもそもユニークな自分であるその存在を認め、受け容れることができたときに初めて「自信」を持つようにある。自信があれば勇気を奮い立てることができる。行動すれば、たとえ結果が失敗だろうと成功だろうと、何かを学ぶことができる。その「学び」の体験が人を許し、人を受け容れることのできる礎となる。極めて単純な論理だが、それを実行に移すことは難しい。まさに修行である。

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2008年03月15日

遠足前の気分?

00028947025429_165x165.jpg昨晩はどういうわけかうつらうつらと寝付けず、結局浅い眠りのまま6時過ぎに起床。第5回「人間力向上セミナー」を開催する。何と4名もの方がヘルプをしてくれるということで大変ありがたい。受講していただいている方も皆さん目的意識を持ち、前向きでかつ素直。僕自身、気分が良かったのか少々話も長くなり、終了予定時間を小1時間オーバーした。反省会は曙橋駅近くの中華料理屋。やっぱり中華は今の僕にはヘヴィーだ。

九州からセミナー受講のため上京しているHの弟Mが我が家に昨晩から泊まっている。ミーティングが終わり、家に辿り着いたのが21:00前。Mは就職活動中の学生だ。素質はとてもいいものをもっている。しかし、一方弾けることができないという弱点もある。だから、特に初対面の人からは誤解される。暗い少年と思われてしまうのだ。就活中の学生にとっては致命的だ。セミナー中も「殻を破れ!」というニュアンスのことを言った。帰宅後も「殻を割れ!」と口酸っぱく言った。しかし、本人曰く「弾ける」ことがどういうことか体感的にわからないらしい。やっぱり致命的だ(笑)・・・。(とはいえ人間の本質を見抜いてくれるレベルの高い人事採用担当者に出逢えたら何かが変わるかもしれない。それほど潜在的には「光る」ものを持っているのだ。)

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2008年03月14日

せいいっぱい生きること

51BueGC3qLL._AA240_.jpgSが4月から名古屋に転勤だという。社会人になって最初の赴任地が名古屋で5年ほどいたそうだが、10年ぶりに「責任者」として抜擢されたのだと。彼とはもう18年ほどのつきあいになる。最近は「人間力向上セミナー」をサポートしてくれていたので、その話を聞いたときは少々びっくりと同時に残念だと思った。しかし、考えようによってはセミナーを各地に広げるチャンスでもあり、いずれ近い将来名古屋近辺でできれば面白いなとは思っているのだが・・・。
今夜はセミナーの卒業生数名が集まってその彼の「送別会」を開催した。結局9名での宴。新宿のとあるインド・カレー屋で大いに盛り上がる。
しかし、世代も受講時期も違う皆が集まっても最終的には一体化する様は見事といえば見事。明日から2日間またセミナーだ。楽しみ。

ところで、ここのところフランス音楽尽くし。昨晩もたまたまNHK・BShiをつけるとぴあのピアでフランスモノを演っていた。フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル・・・。お洒落である。

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2008年03月13日

ポール・ヴェルレーヌ

41FV59R7BSL._AA240_.jpg今日は丸一日休養日。本当は夜「ES講座」の予定が入っていたが、学生の都合によりキャンセルになった。予定が何もない一日は久しぶりかな。午前中、週末のセミナー用の必要物を買出しに出掛け、午後は書棚の整理にあてる。1年前の引越し以来、文庫本一式をピアノ部屋の奥の方にしまっておいたのだが、ここ最近急に読み返す必要があり、近くに置いておきたいと思い、入れ替え作業をしたのだ。
昨日も書いたが、ここのところドビュッシーを集中的に聴いており、同時代の詩人であるポール・ヴェルレーヌの詩集が確かあったかと思い、探してみた。しかし、どうやら「ヴェルレーヌ詩集」は持っていなかったらしい。ヴェルレーヌといえば、上田敏名訳の「落葉」が夙に有名。「秋の日の ヴィオロンの ためいきの 身にしみて ひたぶるに うら悲し」というやつだ。

ポール・ヴェルレーヌの「月の光」という詩にガブリエル・フォーレが曲をつけている。

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2008年03月12日

海(La Mer)

41F54MJJG7L._AA240_.jpg僕は滋賀の山育ちのせいか「海」にはあまり縁がない。子どもの頃、海水浴といえば「琵琶湖」。厳密に言うなら「湖水浴」である。しかも、その日本最大といわれる湖に行くには車で1時間近く移動しなければ辿り着けない距離であり、子どもにとってはとても「遠い所」であった。それでも夏休みの潮干狩りや海水浴といわれるお祭りごとは楽しみで、前の晩から興奮して眠れないということも多々あったと記憶している。
正月に帰省した際、山の守神である「飯道神社」詣でをしたことは前にも書いた。その時に撮影した写真はとても神々しく、オーラが光って見えた。山のエネルギーは清澄で高レベル。あぁ、こういう所に生まれ育ったんだなとあらためて痛感したものである。

「海」にしろ「山」にしろ「自然」とは壮大で「母なる大地」というものを実感させてくれる。かつてポール・ヴェルレーヌは次のような詩を残した。

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2008年03月11日

モデリング(ものまね)

107.jpg自分の「個性」を獲得し伸ばしていく秘訣の第一は「ものまね」である。社会的学習理論では「モデリング」という。まずは「できる人」、「魅力的な人」の真似を徹底的にやってみることだ。
第6回「ES講座」を開催する。一人一人「大学時代に一番打ち込んだことは何か?」をPRしてもらう。さすがに1ヶ月半ほど「書くこと」を集中的にやってきたので、話の起承転結はまずまずだ。しかし、プレゼンテーションという観点からいうと、皆エネルギー不足である。頭で考えているうちは感動を伝えることはできない。一番打ち込んだことなんだから楽しくしゃべれと檄を飛ばす。4次面接まで残っているという学生もいる。集団ディスカッションで落ちたという学生もいる。悲喜交々。最終的には縁のあるところに落ち着くはずだ。焦らず着実に前を見て動くこと。そして「自問自答」することである。自分自身を掘り下げ、考え抜けば自ずと答えは出てくるものだ。

もう25年以上前、宇野功芳さんの文章に魅せられて、氏の音楽評論を片っ端から読み、彼の薦める音盤を聴き漁っていた時期がある。「フルトヴェングラーの名盤」というハードカバーもその頃手に入れた、ブルーノ・ワルターに関してもそうだ。あの頃の宇野節はとても刺激的で魅力的だった(どうも最近は角が取れたようで僕としては今一つの印象をうけてしまうがいかがだろうか)。宇野さんは感性の赴くままに思ったことを文章にしてつたえる天才であると僕は思う。
ところで、かつて一度だけ氏の指揮するベートーヴェンの実演をサントリーホールで聴いたことがある。確か第9番であった。しかし、感心しなかった。あれだけ評論に関しては感じたままを書く宇野さんがこと演奏に関してはとても左脳的で「作られた」感が否めないワザとらしいものであったのが逆に衝撃的であった。音のつくりが過去の巨匠の真似事に思える。その中で宇野節が炸裂はするものの音楽の流れが不自然なのである(指揮者・宇野ファンには怒られそうだが)。演奏行為は「プレゼンテーション」であり、いかに聴衆を感動させるかが重要である。その意味では「恣意的」なのが耳障りなのだ。とはいえ、僕は宇野ファンだ。書籍を出せば必ず読む。そして彼が録音したCDは全部所有し聴いてはいる。しかし、新星日響との第9以来彼の生演奏には接していない。

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2008年03月10日

菜食は身体にも自然にもやさしいということ・・・

51KI1bxcC6L._AA240_.jpg恒例の「ベジタリアン料理教室」。株式会社Sofa(ソーファ)のK社長夫妻のご協力の下1月から開催しているのだが、とても好評で今日も15:30頃までわいわいがやがやと歓談した。Kさんの「菜食」講義はいつも熱弁で、なるほどと思わせられる。
ところで、今日のメニューは奥様考案の特別レシピによるもの。
①煮込みタイプのベジ酢豚
②北京ダック風ベジ生春巻き
③空豆と豆腐の中華風スープ
④ベジハムと生野菜のサラダ
⑤玄米ご飯
いやー、本当に全てが絶品です。こんなに美味しい菜食中華はほかでは絶対に食べられないでしょう(まじで)。かつて神谷町にあったSofa Deli & Cafeのお店が無くなったことがつくづく残念である。ちなみに次回は4月7日(月)11:00~開催予定なので、ご興味ある方はご一報ください。

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2008年03月09日

バッハとマクロビオティック

41NRJY8S5RL._AA240_.jpg高田馬場でIさんと昼食。先月の「人間力向上セミナー」の個人セッション。その後、上野で小1時間ほどミーティングの後、初台に移動。
Y君が毎月開催している「むーかふぇ(映画を鑑賞する会)」に初参加。つい2、3日前に突然お誘いがあり、たまたま空いていたので行くことにする。J.S.バッハ関連の映画を観るというので、ここは出番かなということで・・・。

1.「グレン・グールド27歳の記憶」(1959)
グールドのことは天才だと思っていた。しかし、限りなく「天才」に近い「天才」だということがわかった。なぜグールドのバッハはイカスのか、その理由もわかったように思う。
真の「天才」は創造と生活のバランスがとれている。グールドは多少「現実逃避」的な傾向が見られる分限りなく天才に近いということになるのだ。
それにしても、若い頃からその超絶的なテクニックや音楽性は完成されていたようだ。完璧である。

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2008年03月08日

人間、そして自然

61ape2ew5kL._AA240_.jpg昨日の深夜、震度3だか4だかの地震で叩き起こされ、それからうつらうつらと浅い眠りを彷徨っていつの間にか朝を迎えていた。その昔、子どもの嫌いなものを「地震・雷・火事・親父」と称する時代があったと思うが、僕も地震と雷は嫌いである。というより恐い。
何を40過ぎた大人が何を言っているのか情けない、という声も聞こえてきそうだが、恐いものは恐いのだからしょうがない。たかだか数秒間に過ぎない揺れなのだが、どうも心臓がバクバクしてしまう(苦笑)。
地球や大自然という見地からみてみると、人間はとてもちっぽけである。現代人は、まるで地球が自分たち人間のためだけに存在していると勘違いしている。狂牛病の原因となった、草食動物である牛に肉骨粉を混ぜた飼料を与えるという事実。貴重な資源である石油を根こそぎ使い切ろうとする先進国の人々。京都議定書にまつわる「排出権取引」という名のビジネス。全てを金に替えようとする身勝手な人間の姿。目先の利益にとらわれ自然や環境を大事にしない「自己中心性」。大自然に身を委ね、真に共存することの大切さ。とはいえ、今更江戸時代の生活には戻れないであろうもどかしさ。
まずは意識だけでも変えてみることが重要だろう。人間や自然と直接に対峙してみれば、すべての虚飾や欲が不要になる。「不自然」とはよくいったものである。

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2008年03月07日

蒲公英(たんぽぽ)の綿毛

51314MJDPKL._AA240_.jpg3ヶ月ぶりにMさんのトリートメントに行く。毎々そうだが、終わったあとは心身ともに爽快で、常に新しい発見がある。
今日は、いくつかアドバイス&メッセージをもらった。
エネルギーの状態が良くなっている。まずは「枠」がなくなった感じ。そして、比喩をするなら「蒲公英(たんぽぽ)の綿毛」のような柔らかくて軽いエネルギーだと。
そういえば先日の「預言カフェ」で言われたこととあわせて考えると納得がいく。
「預言カフェ」では、「遠くにいる人たちがあなたの近くにやってくるという時期。今まで自分にとって手が届かないと思っていた場所、コネクション、情報や物事がもっと近くに引き寄せられてくる時」というようなことを言われた。
蒲公英の綿毛は微風に乗せられて遠くまで飛び、花を咲かせる。あとは「微風」が吹くのを待つばかりか・・・。

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2008年03月06日

革命と前衛と・・・

41KWQ38AEYL._AA240_.jpg本日はW社主催の講師スキルアップ・セミナー「教え上手になる!」。講師は株式会社ラーンウェル代表取締役の関根雅泰氏。大人を相手にいかに上手に教えるかのテクニックを正味5時間懇切丁寧に楽しく教えていただいた。僕は基本的に受講生全員が満足するようなセミナーの提供を心がけようとしているのだが、特に社員研修の場合、8割に満足してもらう作りでいい(語弊のある言い方だが・・・)というお話に「なるほど!」と思った。どんなものでもそうだが、全てに満足感を与えられればベストだが、人間である以上十人十色でなかなかそうもいかないというのが現状なのだろう。あとはいかにその場に参加していただいている皆様の生の声を抽出し、それをベースに講習を進行していけるかどうかが鍵である。

帰宅後、先日NHKで放映された「悲劇のロシア」~第5回・破滅した革命詩人マヤコフスキーを視る。36歳で自殺したロシア・アバンギャルドの詩人、マヤコフスキーは結局は体制(つまり、スターリン)にプロパガンダとして利用され、いわゆる「ソビエト社会主義リアリズム」の象徴的詩人として祭り上げられるに至った。しかしながら、マヤコフスキーが心酔した「革命」というのは抑圧的な独裁政治のことを差すのではなく、もっともっと叙情的な、いわば人間的な性質を保持できるような社会を実現するような「コト」を旨としていたのであり、まさにそれがマルクスやレーニンが理想とした「ユートピア」であったのだろうと考えさせられた。死の2日前に彼が書いた遺書。

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2008年03月05日

悲しみの聖母

4113SZ6MAXL._AA240_.jpg午前、いつものように新橋でアポイントがあり、新大久保駅から山手線に揺られ、現地に向かう。曇り空だが、やはり「春」の匂いがする。おもむろに書籍を取り出し(「リサイクルをしてはいけない(武田邦彦著)」)、30分ほど斜め読みする。2000年に出版された本だからさすがに古い情報もあり、「ん?」と首を傾げる部分もあるにはあるが、概ねagreeである。産業革命以来の「人間の傲慢さ」、「自然に対する感謝の忘却」-確かに40年来人間として生きてきて当たり前のように思っていた「地球」というものの存在について考えさせられる。古来、人々は大地と共に共存共栄してきた。そのことを人間はあらためて考え直さなければならない時期なのだろう。

春先の爽やかな冷たい風を感じながら、ロッシーニを聴く。

ロッシーニ:スターバト・マーテル(悲しみの聖母)
リューバ・オルゴナソーバ、チェチーリア・バルトリ(ソプラノ)
ラウール・ヒメネス(テノール)、ロベルト・スカンディウッティ(バス)
チョン・ミョン=フン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、国立歌劇場合唱団

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2008年03月04日

スタジオにて・・・

41vuJwcgYYL._AA240_.jpg今日は丸一日スタジオに篭り編集作業。CD1枚を創るのはなかなか骨の折れる作業で、最終的にできあがった時は達成感があるものです。1時間弱、合計10曲を収録する音盤の出来は上々、まもなくリリースされますのでその節はよろしくお願いいたします(特にショパンの2曲-ノクターン9-2&幻想即興曲-は出色の出来)。ちなみに、ライナーノーツは僕が書きました。

昨晩、例によって学生の「ES講座」をやったのだが、初めて「自己PR」プレゼンテーションをやってもらった。90秒で自己PRせよ、というお題だが、さすがに1ヶ月近く訓練しているだけあって、緊張しているとはいえ各々そこそこの語りをみせてくれ、進歩しているなと痛感する。2時間半ほどの講習をサポートしてくれたY君に感謝します。
ところで、毎々講座が終了するとみんなでビールなどを飲みながら食事をし歓談するのだが、要はそれが楽しくてやってるようなもの。自分の息子や娘ほどの歳が離れている若者(信じられない!!)を相手にワイワイ騒ぐのはとても面白いものです。BGMにレスピーギの音楽をかけたところ「知ってる、知ってる」と皆頷く。テレマンの「ターフェル・ムジーク(食卓の音楽)」ならぬ食事中に相応しい音楽。

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2008年03月03日

好きなことを楽しむということ

takemitsu.jpg日本が誇る名音楽評論家、吉田秀和氏。齢93を越え、いまだその筆は健在で、30年来愛読している「レコード芸術」のコラムなど僕は毎月楽しみにしている。数年前、白水社の「吉田秀和全集(24巻)」が完結し、彼の書いたものはおそらくほぼ全部読んだと思うのだが、音楽に限らず芸術全般にわたる博学さや、決して難しくない柔らかな調子の語り口は、音楽の勉強を専門的にしていない僕にもとてもわかりやすく、重宝している。本当にこんな風に「好き」なことを生業として一生過ごせたらどんなに素晴らしいかと羨ましい限りである。
吉田氏は戦後すぐの混乱期にいち早く見聞のためヨーロッパやアメリカに渡り、当時の西欧クラシック音楽を身をもって体験し、かの地で得た知識を日本に紹介した現代音楽評論家の先駆けである。晩年のフルトヴェングラーやクナッパーツブッシュ、トスカニーニ、ワルターなど僕たちからしてみると信じられないような巨匠の生演奏を直に見聴きしている。その体験談は彼の美しい文章としていくつか残されているので、ご興味ある方は読んでみると面白いと思う。

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2008年03月02日

あなた自身を信じて・・・

512TRSVQAWL._AA240_.jpg3月に入って、09年度の新卒就職戦線がいよいよ活発化の様相を呈している。僕のところではこのところ毎週のように「ES講座&自己PR講座」を学生諸君のために開いているのだが、「売り手市場」とはいえ、余裕綽々で自信満々の輩は意外に少ないのが、(逆説的だが)まだ救いかと思う。とにかく「内定をとること」だけを目標にするなと口を酸っぱくして言うことにしている。少なくとも僕に縁のある学生たちは皆素直なようで、「やれといわれればやる」し「考えろといわれれば考え」、教えられたとおりに行動するところが偉い。

一方で、転職エージェント業を始めて思うのだが、転職市場というのも実際はそれほど甘くなく、やはり個々人のこれまでのキャリアや将来に対する意識、姿勢が問われるので、転職志願者は十分な準備と心構えを持って臨まないといけない(新卒のうちから10年後を見据えて就職活動を本気でしっかりしておけば結局のところ説得力のあるキャリアが積めるのだから、学生を啓蒙する仕事もとても意義のあることだと思う)。
何だかんだいいながら、相変わらず日本は「学歴社会」である。表向きはそうではなくなったかのように言われているが、間違いなく「高学歴」の人材が結果的に求められており、二流・三流大学卒の人たちは転職一つとってみても厳しい(もちろん、スペシャリスト的キャリアや戦力を持っている方は別だが)。少なくとも、大学受験というものを乗り越え、一流といわれる大学に入学したという経験そのものが、その人を「判断」する重要な軸となっていることは間違いないようだ(まぁ、「継続力」や「ポテンシャル(可能性)」を判断するという意味では正しいのだけど・・・)。とにかく若い頃から好きなことに向かって継続的に努力し、成果をもっている人間は強い。

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2008年03月01日

こわれもの

yes_fragile.jpgいよいよ3月である。月日の経過は本当に早い・・・。
新しいことを始めるとき、一度白紙に戻して-つまり、凝り固まった既成概念を壊し、全てを捨ててからコトに臨むといいらしい。
昨日、「預言カフェ」に行った際いただいた「預言」の録音テープ起こしをしてみた。再度あらためて聞いてみると、僕自身の情報を一切知らないまま、たかだか3分ほどだが、まるでチェネリングしているかのように話していただいた内容が、本当に的を得ているものだったので、びっくりと同時に感心した。その内容はネガティブなものでは決してなく、聞いた本人が未来に対してやる気を持つようになるのだから、まさしく「神の福音」というか、人に何かアドバイスをしたり、教えたりするときの姿勢はこうあらねばならないとばかりに教わったようで、とても得をした心境である。
ちなみに、かいつまんでどういうことを言っていただいたかというと、

「今まで以上に多角的に物事を見ることができるようになり、深く根をはり、つながりをもてる時期であること。そういうマインドセットをもつように意識することで変革が訪れるということ。困難も柔軟性で乗り越えることができるということ。そして今まで手の届かない遠くにあった情報やコネクションなどが近づいてきて、それによって人生が開けてくるので、まずはドアを怖れずどんどん開いていくことが大事である、と。そのドアを開ける鍵は既に持っているから大丈夫だ」

というようなことであった。納得・・・。

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