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2008年06月 アーカイブ
2008年06月30日

庶民のためのショスタコーヴィチ

shostakovich_piano_1_argerich.jpg今日は一日オフだったので朝からずーっとショスタコーヴィチ漬け。羨ましがらないでください(笑)。つい30年ほど前に亡くなった音楽家ゆえ残された文献は多岐にわたるので少々の勉強程度ではとても追いつかないし、頭の中でいろいろな考えが錯綜し、なかなかポイントが定まらない・・・。ましてや「鉄のカーテン」といわれた時代にすっぽり収まる人生なので、情報のいちいちが正しいのか間違っているのか正確にはわからないし、音楽というある意味「曖昧な」語法の産物を扱うゆえ捉え方・感じ方は千差万別、答えがないところがこれまたややこしい。当時のソ連という特殊な社会状況とショスタコーヴィチという稀有な天才の生涯を顧みながら、あくまで勝手な自論を掲げて週末の「早わかりクラシック音楽講座」は乗り切ろうと半ば投げやりです。
音楽之友社刊「作曲家別名曲解説ライブラリー・ショスタコーヴィチ」に始まり、春秋社刊「ショスタコーヴィチ大研究」、そして工藤庸介著「ショスタコーヴィチ全作品解読」などを斜め読みし、アナトリー・ヴェデルニコフの演奏する「ピアノ・ソナタ第1番」を聴き、タチアナ・ニコラエーワ奏する「24の前奏曲とフーガ」にしんみりとし、夕食後にはアレクサンドル・ソクーロフ監督作「ショスタコーヴィチ~アルト・ソナタ」まで取り出し、観てしまう始末。

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2008年06月29日

女と男は永遠に分かり合えない

wagner_lohengrin_karajan.jpg「女は男の全てを知りたくて、男を問い詰める。男は黙って自分を信じ、ついてきて欲しいと女に望む。だから女と男は永遠に分かり合えない-。そんなワーグナー自身の諦念を感じずにはいられない」(飯森泰次郎)
歌劇「ローエングリン」について指揮者の飯森氏が語った言葉はまさに言い当てており、人間心理そのものといえるかもしれない。ワーグナーは天才という借りの衣装を身にまとった極めて人間らしい人間だったことがよくわかる。

昨日、朝日新聞の土曜版を何気なく見ていたら「永遠の愛のユートピア」というタイトルでリヒャルト・ワーグナーの「結婚行進曲」がとりあげられていた。メンデルスゾーンの同名曲と人気を二分する結婚式の定番曲である。その音楽がクラシックの、しかもワーグナーのオペラ中の楽曲であることを知らない人は多いことだろう。第3幕の冒頭、華麗で勢いのある例の前奏曲に引き続き演奏されるこの音楽は男性的な音楽を書くことの多いイメージをもつワーグナーの「女性的な面」を表現したようなとても優雅で心に染み入る「幸福」の音楽である。今日のような全国的に激しい雨の日に、独り静かに佇みながら聴くのにとても適した楽曲だ(そもそも「ローエングリン」というオペラ自体、かの狂王ルートヴィヒ2世やアドルフ・ヒトラーがはまったほどの音楽で、『鶴の恩返し』さながらのストーリーや静謐で美しい音楽など「ワーグナーの毒」てんこ盛りで、どの場面を聴いてみてもその美しさに声が出ないほどだ)。

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2008年06月28日

直感を大切に-そろそろショスタコ・モード

richter_shostakovich.jpgとある朝会で寺田真理子氏「読書セラピー」というものに出逢った。読書で自らを啓蒙し、「うつ状態」からの回復を提唱されているとても興味深い内容。少々のワークを入れ、質疑応答を含め2時間ほどの会であったが、とても有意義だった。
彼女のプロフィールをお聞きすると、これまた幼い頃から様々な体験をされており(父親の仕事の関係で中南米諸国に子供の頃から居住されていたとのこと)、そのお話をざっくりと聞くだけでも十分に面白いもので、開始直前にIさんから急遽電話をいただき、行くかどうか迷ったのだが、直感的に行こうと判断し、結果収穫があり、お伺いして良かったと思う。

日々の生活の中で人間は決断を迷うことが多い。よく言われていることだが、迷ったら行動-要は「直感」を大切にせよということである。

ところで、7月12日(土)&13日(日)に名古屋(正確には春日井市勝川)で、「人間力向上セミナー」の開催が正式決定した。この4月から名古屋に転勤になったS君が中心になって受講生集客活動を仕事の傍らすすんでしてくれる。もちろん少人数での実施には違いないのだが、地方の意識の高い方々にも提供したいと常々考えていたものだから、今回のように支えてくれる協力者がいるということはとてもありがたいことである。感謝。-名古屋に知人がいて、「人間力向上セミナー」にご興味ありそうな方がいたらお声掛けくださいm(_ _)m

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2008年06月27日

ブル5

bruckner_5_kempe.jpgブルックナーの第5交響曲を初めて聴いた時、正直その良さはあまりわからなかった。第7交響曲第4交響曲と比べ無骨で難解で、しばらくお蔵入りさせていた記憶がある。最初に手に入れた音盤はオイゲン・ヨッフム指揮ドレスデン・シュターツカペレによる発売当初から世評の高かったLP盤。1982年のことだった思う。
その後性懲りもなく(笑)、ルドルフ・ケンペ指揮ミュンヘン・フィルのこちらも有名な音盤を手に入れ聴き込んだのだが、それでもまだまだ。テイチクから初CD化された同盤を耳にして、やっと開眼。さらに朝比奈御大の魅惑的なLiveを何度も経験するうちにこの巨大な音楽の持つ圧倒的な魅力にとりつかれ、現在に至っている。以前にも書いたが、1998年天皇皇后両陛下ご臨席の下に行われたサントリーホールでの演奏会がもっとも感動的で思い出に残るもの。そのLiveを最後にブルックナーの第5交響曲は少なくとも実演では耳にしていない(これはおすすめという演奏会があるなら是非とも教えてください。ブルックナーは生で聴くのが一番良い。とはいえ、そんじょそこらにある凡演だとかえって聴かない方がましなくらい・・・)。

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2008年06月26日

泣く子も黙る・・・

bruckner_8_uno.jpg19:00からの大崎のとある企業での「リーダーシップ研修」に備えて朝から気持ちを鎮め、そして意識を鼓舞するためにゆっくりした。毎度毎度そうなのだが、研修というのはLive感がとても大切で、その日その時、その場にいらっしゃる受講生の状態や反応にあわせて都度話の内容を変えたり、適宜pauseを挟みながら切り盛りしていくのがベストだと僕は考えている。それゆえ、事前に頭で描いた通りには大抵ならず、その瞬間瞬間に閃いたことを俎上に乗せながら相手の反応を確かめ動いていくことが重要になる。いつも緊張感いっぱいの「舞台」といえばいいのだろうか・・・。
「緊張感」といっても良い意味のものだから、20年近くやってきた講師稼業もそういう「プレッシャー」があるから面白くて辞められないんだとも思う。

今日も20数名の中間管理職の方々を前に、僕なりの「ビジョン設定論」と「コミュニケーション論」を多少のワークを交え、語らせていただいた。3時間弱の研修ゆえ、それほど深いレベルまでコミットはできなかったが、8割以上は予定していたことがお伝えできたと思うので良しとする。

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2008年06月25日

ラヴェルのピアノ協奏曲

hancock_gershwin.jpgモーリス・ラヴェルのピアノ協奏曲。特にその第2楽章の美しさは言語を絶する。普段愛聴するのはアルゲリッチ盤。何年か前にサントリーホールで聴いたルガンスキーの演奏もとても良かった(ハイドシェックはラヴェルの協奏曲はやったことがあるのだろうか?聴いてみたいものだ・・)。

昨日のHUBでのLiveに刺激を受けたのか妙にJazzを聴きたくなっている。
Herbie Hancock。今やJazz界の大御所になったHerbieがGeorge Gershwin生誕100年を記念して録音したGershwin’s World。ともかく参加アーティストの顔ぶれが並大抵ではない。Kathleen Battle、Chick Corea、Joni Mitchell、Wayne Shorter、Stevie Wonderなどなど。タイトル通りこのアルバム1枚により不滅のガーシュウィン・ミュージックが堪能できる。
稀代のシンガーソングライター、Joni Mitchellの歌う「The Man I Love」や「Summer Time」は絶品(自作曲を歌うJoniの歌い方とは全く異質で、いかに彼女が表現力豊かかが思い知らされる)!かつて自身のアルバムでPeter Gabrielとデュエットした「My Secret Place」のVideo Clipはとにかく良かった。やっぱりあの当時のGabrielのソング・ライティングと歌唱は最高だなとあらためて感慨に耽ると同時に、Kate BushやJoniとの美しいコラボレートによりPeterの独特の世界がよりエロティックにかつ清らかに拡がっていたのだと痛感する。そういえばPeter Gabrielはどうしているのだろう。昨年のトリノでの冬季オリンピックの開会式でJohn Lennonの「Imagine」を披露した時はびっくりしたが、それ以来音沙汰がないように思う。最近は随分寡作になっているのであと数年はニューアルバムをリリースしそうもないが、そろそろ新作を聴きたくなってきた。それに日本ではとんとLiveをやってくれないが、何とか実現してもらいたい(とはいえ、全盛期の姿はは見るべくもないゆえ失望しないかどうか不安でもあるが)。

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2008年06月24日

HUB浅草店~五十嵐明要

coltrane_live_at_birdland.jpg久しぶりにJazz魂をくすぐる演奏に出逢った。
今宵、急遽お誘いがあり、HUB浅草店に出向く。知る人ぞ知る東京で、いや日本で最も熱いLiveを聴かせるJazz Barとのこと。特に今夜は、アルトサックスの五十嵐明要氏率いるザ・聞楽亭にテナーサックス奏者広津誠氏が絡むSwing Night。こういうクラブでのJazz Liveは2001年、同時多発テロの半年前に訪れたNew YorkのVillage Vanguard(Branford Marsalis Quintett!)以来だから自ずと興奮した。まさに目の前、ほとんどかぶりつきといっていい席でビールを嗜みながら2 stage楽しませていただいた。本当に本物の音楽というのは浄化力が高い。何だかもやもやしていたものが完全に吹っ切れたようだし、明日からまた元気に頑張ってやっていけそうだ。
しかし、このお店は穴場ではなかろうか。Jazz好きな(特別Jazz好きじゃなくてもOK)友人たちを連れて行きたくもあり、独り占めしたくもあり、複雑な心境。毎日様々なアーティストによりLiveが繰り広げられているので興味ある方はご一緒しましょう!
浅草は確か初めての訪問だが、下町風情が粋でお洒落。たびたび訪問したいものである。

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2008年06月23日

意味深い気づき

dvorak_8_kertesz.jpg「意味深い気づき。自己肯定。ただし、急がず、慌てず・・・」
本日、書籍から、お会いした方たちから、そして電話をいただいた方それぞれからそれぞれの立場や考え方を通してもらったメッセージ(直接的なものもあればそうでないものもある)。
自分がたくさんの方たちから支えられているのだという事実をあらためて認識すると、僕が世の中のために提供できることをきちっと形にしていくことが重要なのだと強く思った。他の誰でもができない「強み」というものを誰もがもっている。その「強み」を生かすこと。常々人には言っていること。人に諭しながら他でもなく自分自身に言い聞かせているものなのである。感謝です。

3日後の「リーダーシップ」研修に備えて、朝からミーティングをしたり、頭の中でシミュレーションしたり、友人を相手にプレゼンテーションしてみたり・・・。いろいろ準備をしてみるが、結局のところは蓋を開けてみないとわからない。20名ほどの中間管理職が参加するというが、各人がどういう状況の人たちで、例えばどういう問題を抱えているのかわからなければ事前にあぁだこうだと思案しても始まらない。ある程度の大枠だけを決め、あとは本番の流れに任せてドライブしてみようと腹を括った。
結局は僕が20年の体感の中で会得したものだけしか真実味をもたないから。机上の空論、他人からの受け売り-これは説得力がない。もちろん、アイデアをいただくことはあってよし。それが自分の言葉で語ることができるならそれが最上だろう。

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2008年06月22日

信仰

sibelius_tapiola_jarvi.jpg「レコード芸術」の今月号を斜め読みしていたら、ブラームスのウィーンでの住居の写真が目に飛び込んできた(第二次世界大戦によってこの建物は完全破壊されたので現物は存在しないらしい)。小さな写真だが、仕事部屋の壁にはラファエロ作「サン・シストの聖母」の複製が架かっているのが確認できる。この絵はドストエフスキーも好んでいたようで、彼の晩年の住居の壁にも同様に架かっていたことを何かの本で読んでいて知っていたものだから、ちょっと不思議な気がした。
二人の共通点といえばせいぜいいかめしい髭面くらい(とはいえ、よくよく考えてみるとその芸術性には何か通じるものがあるのかもしれないが・・・)。生まれ育った土地も言語も、そして信仰する宗派も違う二人だが、同時代を生き(ドストエフスキーが一回り年上)、それぞれの分野で後世の人々に多大な影響を与え続ける天才である。

カトリック信仰の象徴でもあるラファエロの絵画を「ロシア正教」を信仰するドストエフスキー、方や「プロテスタント」信仰のブラームスがお気に入りだとは面白い。
芸術創造という側面から考えると、宗派などというのはたいした問題ではないのかもしれない・・・。

続きを読む "信仰" »

2008年06月21日

ただ「今」の音楽

lili_boulanger_BBC.jpgかつて船井幸雄氏が自著で繰り返し述べていた「百匹目の猿」現象。ある行動を起こす猿が百匹に達すると行為そのものの波動が伝播してまったく関係のない離れた別の地で猿たちが同じような行動をし始めるという。生物そのものが「波動」であるゆえ、当然といえば当然。「意識」は見えない波に乗って時空を超え伝わってゆく。

「思考は現実化する」というがその通りだと思う。もちろん具体的な行動を起こさねば何も変化はないのだが、頭に描いた夢(想い)というものはたとえ少しずつであろうと形になるもの。「ネガティブな発想をすること」は良くないといわれるが、それが「今」の自分の状態なら仕方がない。一晩寝て翌朝はまた「ポジティブな発想をしている」かもしれない。そういうものである。

どこかで聴いたことのある音楽である。誰かの作風にとても似ているのだ。
世界には自分と瓜二つの人間が3人は存在するという。音楽の旋律然り、構造然り。
「祈り」の音楽であるにもかかわらず、重みと「不吉感」をもつ音楽。「祈り」というもの自体が「プラス」でも「マイナス」でもない。ただ「今」の状態を受容すること。そういう想いを喚起してくれる「受容」の音楽。

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アレグロ・コン・ブリオ~「愛」+「勇気」=「ワンネス」:2008年06月アーカイブ
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2008年06月30日

庶民のためのショスタコーヴィチ

shostakovich_piano_1_argerich.jpg今日は一日オフだったので朝からずーっとショスタコーヴィチ漬け。羨ましがらないでください(笑)。つい30年ほど前に亡くなった音楽家ゆえ残された文献は多岐にわたるので少々の勉強程度ではとても追いつかないし、頭の中でいろいろな考えが錯綜し、なかなかポイントが定まらない・・・。ましてや「鉄のカーテン」といわれた時代にすっぽり収まる人生なので、情報のいちいちが正しいのか間違っているのか正確にはわからないし、音楽というある意味「曖昧な」語法の産物を扱うゆえ捉え方・感じ方は千差万別、答えがないところがこれまたややこしい。当時のソ連という特殊な社会状況とショスタコーヴィチという稀有な天才の生涯を顧みながら、あくまで勝手な自論を掲げて週末の「早わかりクラシック音楽講座」は乗り切ろうと半ば投げやりです。
音楽之友社刊「作曲家別名曲解説ライブラリー・ショスタコーヴィチ」に始まり、春秋社刊「ショスタコーヴィチ大研究」、そして工藤庸介著「ショスタコーヴィチ全作品解読」などを斜め読みし、アナトリー・ヴェデルニコフの演奏する「ピアノ・ソナタ第1番」を聴き、タチアナ・ニコラエーワ奏する「24の前奏曲とフーガ」にしんみりとし、夕食後にはアレクサンドル・ソクーロフ監督作「ショスタコーヴィチ~アルト・ソナタ」まで取り出し、観てしまう始末。

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2008年06月29日

女と男は永遠に分かり合えない

wagner_lohengrin_karajan.jpg「女は男の全てを知りたくて、男を問い詰める。男は黙って自分を信じ、ついてきて欲しいと女に望む。だから女と男は永遠に分かり合えない-。そんなワーグナー自身の諦念を感じずにはいられない」(飯森泰次郎)
歌劇「ローエングリン」について指揮者の飯森氏が語った言葉はまさに言い当てており、人間心理そのものといえるかもしれない。ワーグナーは天才という借りの衣装を身にまとった極めて人間らしい人間だったことがよくわかる。

昨日、朝日新聞の土曜版を何気なく見ていたら「永遠の愛のユートピア」というタイトルでリヒャルト・ワーグナーの「結婚行進曲」がとりあげられていた。メンデルスゾーンの同名曲と人気を二分する結婚式の定番曲である。その音楽がクラシックの、しかもワーグナーのオペラ中の楽曲であることを知らない人は多いことだろう。第3幕の冒頭、華麗で勢いのある例の前奏曲に引き続き演奏されるこの音楽は男性的な音楽を書くことの多いイメージをもつワーグナーの「女性的な面」を表現したようなとても優雅で心に染み入る「幸福」の音楽である。今日のような全国的に激しい雨の日に、独り静かに佇みながら聴くのにとても適した楽曲だ(そもそも「ローエングリン」というオペラ自体、かの狂王ルートヴィヒ2世やアドルフ・ヒトラーがはまったほどの音楽で、『鶴の恩返し』さながらのストーリーや静謐で美しい音楽など「ワーグナーの毒」てんこ盛りで、どの場面を聴いてみてもその美しさに声が出ないほどだ)。

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2008年06月28日

直感を大切に-そろそろショスタコ・モード

richter_shostakovich.jpgとある朝会で寺田真理子氏「読書セラピー」というものに出逢った。読書で自らを啓蒙し、「うつ状態」からの回復を提唱されているとても興味深い内容。少々のワークを入れ、質疑応答を含め2時間ほどの会であったが、とても有意義だった。
彼女のプロフィールをお聞きすると、これまた幼い頃から様々な体験をされており(父親の仕事の関係で中南米諸国に子供の頃から居住されていたとのこと)、そのお話をざっくりと聞くだけでも十分に面白いもので、開始直前にIさんから急遽電話をいただき、行くかどうか迷ったのだが、直感的に行こうと判断し、結果収穫があり、お伺いして良かったと思う。

日々の生活の中で人間は決断を迷うことが多い。よく言われていることだが、迷ったら行動-要は「直感」を大切にせよということである。

ところで、7月12日(土)&13日(日)に名古屋(正確には春日井市勝川)で、「人間力向上セミナー」の開催が正式決定した。この4月から名古屋に転勤になったS君が中心になって受講生集客活動を仕事の傍らすすんでしてくれる。もちろん少人数での実施には違いないのだが、地方の意識の高い方々にも提供したいと常々考えていたものだから、今回のように支えてくれる協力者がいるということはとてもありがたいことである。感謝。-名古屋に知人がいて、「人間力向上セミナー」にご興味ありそうな方がいたらお声掛けくださいm(_ _)m

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2008年06月27日

ブル5

bruckner_5_kempe.jpgブルックナーの第5交響曲を初めて聴いた時、正直その良さはあまりわからなかった。第7交響曲第4交響曲と比べ無骨で難解で、しばらくお蔵入りさせていた記憶がある。最初に手に入れた音盤はオイゲン・ヨッフム指揮ドレスデン・シュターツカペレによる発売当初から世評の高かったLP盤。1982年のことだった思う。
その後性懲りもなく(笑)、ルドルフ・ケンペ指揮ミュンヘン・フィルのこちらも有名な音盤を手に入れ聴き込んだのだが、それでもまだまだ。テイチクから初CD化された同盤を耳にして、やっと開眼。さらに朝比奈御大の魅惑的なLiveを何度も経験するうちにこの巨大な音楽の持つ圧倒的な魅力にとりつかれ、現在に至っている。以前にも書いたが、1998年天皇皇后両陛下ご臨席の下に行われたサントリーホールでの演奏会がもっとも感動的で思い出に残るもの。そのLiveを最後にブルックナーの第5交響曲は少なくとも実演では耳にしていない(これはおすすめという演奏会があるなら是非とも教えてください。ブルックナーは生で聴くのが一番良い。とはいえ、そんじょそこらにある凡演だとかえって聴かない方がましなくらい・・・)。

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2008年06月26日

泣く子も黙る・・・

bruckner_8_uno.jpg19:00からの大崎のとある企業での「リーダーシップ研修」に備えて朝から気持ちを鎮め、そして意識を鼓舞するためにゆっくりした。毎度毎度そうなのだが、研修というのはLive感がとても大切で、その日その時、その場にいらっしゃる受講生の状態や反応にあわせて都度話の内容を変えたり、適宜pauseを挟みながら切り盛りしていくのがベストだと僕は考えている。それゆえ、事前に頭で描いた通りには大抵ならず、その瞬間瞬間に閃いたことを俎上に乗せながら相手の反応を確かめ動いていくことが重要になる。いつも緊張感いっぱいの「舞台」といえばいいのだろうか・・・。
「緊張感」といっても良い意味のものだから、20年近くやってきた講師稼業もそういう「プレッシャー」があるから面白くて辞められないんだとも思う。

今日も20数名の中間管理職の方々を前に、僕なりの「ビジョン設定論」と「コミュニケーション論」を多少のワークを交え、語らせていただいた。3時間弱の研修ゆえ、それほど深いレベルまでコミットはできなかったが、8割以上は予定していたことがお伝えできたと思うので良しとする。

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2008年06月25日

ラヴェルのピアノ協奏曲

hancock_gershwin.jpgモーリス・ラヴェルのピアノ協奏曲。特にその第2楽章の美しさは言語を絶する。普段愛聴するのはアルゲリッチ盤。何年か前にサントリーホールで聴いたルガンスキーの演奏もとても良かった(ハイドシェックはラヴェルの協奏曲はやったことがあるのだろうか?聴いてみたいものだ・・)。

昨日のHUBでのLiveに刺激を受けたのか妙にJazzを聴きたくなっている。
Herbie Hancock。今やJazz界の大御所になったHerbieがGeorge Gershwin生誕100年を記念して録音したGershwin’s World。ともかく参加アーティストの顔ぶれが並大抵ではない。Kathleen Battle、Chick Corea、Joni Mitchell、Wayne Shorter、Stevie Wonderなどなど。タイトル通りこのアルバム1枚により不滅のガーシュウィン・ミュージックが堪能できる。
稀代のシンガーソングライター、Joni Mitchellの歌う「The Man I Love」や「Summer Time」は絶品(自作曲を歌うJoniの歌い方とは全く異質で、いかに彼女が表現力豊かかが思い知らされる)!かつて自身のアルバムでPeter Gabrielとデュエットした「My Secret Place」のVideo Clipはとにかく良かった。やっぱりあの当時のGabrielのソング・ライティングと歌唱は最高だなとあらためて感慨に耽ると同時に、Kate BushやJoniとの美しいコラボレートによりPeterの独特の世界がよりエロティックにかつ清らかに拡がっていたのだと痛感する。そういえばPeter Gabrielはどうしているのだろう。昨年のトリノでの冬季オリンピックの開会式でJohn Lennonの「Imagine」を披露した時はびっくりしたが、それ以来音沙汰がないように思う。最近は随分寡作になっているのであと数年はニューアルバムをリリースしそうもないが、そろそろ新作を聴きたくなってきた。それに日本ではとんとLiveをやってくれないが、何とか実現してもらいたい(とはいえ、全盛期の姿はは見るべくもないゆえ失望しないかどうか不安でもあるが)。

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2008年06月24日

HUB浅草店~五十嵐明要

coltrane_live_at_birdland.jpg久しぶりにJazz魂をくすぐる演奏に出逢った。
今宵、急遽お誘いがあり、HUB浅草店に出向く。知る人ぞ知る東京で、いや日本で最も熱いLiveを聴かせるJazz Barとのこと。特に今夜は、アルトサックスの五十嵐明要氏率いるザ・聞楽亭にテナーサックス奏者広津誠氏が絡むSwing Night。こういうクラブでのJazz Liveは2001年、同時多発テロの半年前に訪れたNew YorkのVillage Vanguard(Branford Marsalis Quintett!)以来だから自ずと興奮した。まさに目の前、ほとんどかぶりつきといっていい席でビールを嗜みながら2 stage楽しませていただいた。本当に本物の音楽というのは浄化力が高い。何だかもやもやしていたものが完全に吹っ切れたようだし、明日からまた元気に頑張ってやっていけそうだ。
しかし、このお店は穴場ではなかろうか。Jazz好きな(特別Jazz好きじゃなくてもOK)友人たちを連れて行きたくもあり、独り占めしたくもあり、複雑な心境。毎日様々なアーティストによりLiveが繰り広げられているので興味ある方はご一緒しましょう!
浅草は確か初めての訪問だが、下町風情が粋でお洒落。たびたび訪問したいものである。

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2008年06月23日

意味深い気づき

dvorak_8_kertesz.jpg「意味深い気づき。自己肯定。ただし、急がず、慌てず・・・」
本日、書籍から、お会いした方たちから、そして電話をいただいた方それぞれからそれぞれの立場や考え方を通してもらったメッセージ(直接的なものもあればそうでないものもある)。
自分がたくさんの方たちから支えられているのだという事実をあらためて認識すると、僕が世の中のために提供できることをきちっと形にしていくことが重要なのだと強く思った。他の誰でもができない「強み」というものを誰もがもっている。その「強み」を生かすこと。常々人には言っていること。人に諭しながら他でもなく自分自身に言い聞かせているものなのである。感謝です。

3日後の「リーダーシップ」研修に備えて、朝からミーティングをしたり、頭の中でシミュレーションしたり、友人を相手にプレゼンテーションしてみたり・・・。いろいろ準備をしてみるが、結局のところは蓋を開けてみないとわからない。20名ほどの中間管理職が参加するというが、各人がどういう状況の人たちで、例えばどういう問題を抱えているのかわからなければ事前にあぁだこうだと思案しても始まらない。ある程度の大枠だけを決め、あとは本番の流れに任せてドライブしてみようと腹を括った。
結局は僕が20年の体感の中で会得したものだけしか真実味をもたないから。机上の空論、他人からの受け売り-これは説得力がない。もちろん、アイデアをいただくことはあってよし。それが自分の言葉で語ることができるならそれが最上だろう。

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2008年06月22日

信仰

sibelius_tapiola_jarvi.jpg「レコード芸術」の今月号を斜め読みしていたら、ブラームスのウィーンでの住居の写真が目に飛び込んできた(第二次世界大戦によってこの建物は完全破壊されたので現物は存在しないらしい)。小さな写真だが、仕事部屋の壁にはラファエロ作「サン・シストの聖母」の複製が架かっているのが確認できる。この絵はドストエフスキーも好んでいたようで、彼の晩年の住居の壁にも同様に架かっていたことを何かの本で読んでいて知っていたものだから、ちょっと不思議な気がした。
二人の共通点といえばせいぜいいかめしい髭面くらい(とはいえ、よくよく考えてみるとその芸術性には何か通じるものがあるのかもしれないが・・・)。生まれ育った土地も言語も、そして信仰する宗派も違う二人だが、同時代を生き(ドストエフスキーが一回り年上)、それぞれの分野で後世の人々に多大な影響を与え続ける天才である。

カトリック信仰の象徴でもあるラファエロの絵画を「ロシア正教」を信仰するドストエフスキー、方や「プロテスタント」信仰のブラームスがお気に入りだとは面白い。
芸術創造という側面から考えると、宗派などというのはたいした問題ではないのかもしれない・・・。

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2008年06月21日

ただ「今」の音楽

lili_boulanger_BBC.jpgかつて船井幸雄氏が自著で繰り返し述べていた「百匹目の猿」現象。ある行動を起こす猿が百匹に達すると行為そのものの波動が伝播してまったく関係のない離れた別の地で猿たちが同じような行動をし始めるという。生物そのものが「波動」であるゆえ、当然といえば当然。「意識」は見えない波に乗って時空を超え伝わってゆく。

「思考は現実化する」というがその通りだと思う。もちろん具体的な行動を起こさねば何も変化はないのだが、頭に描いた夢(想い)というものはたとえ少しずつであろうと形になるもの。「ネガティブな発想をすること」は良くないといわれるが、それが「今」の自分の状態なら仕方がない。一晩寝て翌朝はまた「ポジティブな発想をしている」かもしれない。そういうものである。

どこかで聴いたことのある音楽である。誰かの作風にとても似ているのだ。
世界には自分と瓜二つの人間が3人は存在するという。音楽の旋律然り、構造然り。
「祈り」の音楽であるにもかかわらず、重みと「不吉感」をもつ音楽。「祈り」というもの自体が「プラス」でも「マイナス」でもない。ただ「今」の状態を受容すること。そういう想いを喚起してくれる「受容」の音楽。

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2008年06月20日

久遠

beethoven_smetana_13.jpg自分の行動が「理にかなっている」のかどうかふと考えた。
何が「自然」で「正しい」のか?
「自分中心」の考え方でなく「相手が喜んでくれる」行動をすることだろうと自分を戒める。
「道に迷った」時に効果的な音楽がベートーヴェンの後期の深遠な世界(特に最後がフーガで終わる楽曲にそういう効果があるように感じる。例えば、第13番弦楽四重奏、あるいは「ハンマークラヴィーア」ソナタ第31番ピアノ・ソナタ)。「静寂の世界」の中で「神の音楽」を生み出したルートヴィヒ。「無音」の爆発のような「久遠」の理想。
本来のあり方-「元ある位置」に戻してくれるという不思議な波動。

フィリップ・カウフマン監督作「存在の耐えられない軽さ」を観る。
チェコの作家ミラン・クンデラの原作。1968年激動の「プラハの春」を舞台に繰り広げられる一人の男と二人の女という三角関係を軸にしたトマーシュとテレーザの愛の物語。
全編に流れるヤナーチェクの音楽が美しい。

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2008年06月19日

シンプルに・・・

hildegardvonbingen_symphoniae.jpg最近「思考」が複雑化している。無理やり難しく考えようとしているのかもしれない。「真実」は至ってシンプル。「研修」ひとつとってみても結局どれも言いたいことは一つ。啓発本をどれだけ読んだとしてもやはり「真実」は一つ。
とにかくどんな人にも「わかりやすく」説明ができないと人にものを教えたことにはならない。「教える」とは人が「自ずとやる気になる」ということ。そして以前Dがブログに書いていたようにアドバイスとはその人の考えを「後押ししてあげる」こと。
来週はとあるベンチャー企業での「リーダーシップ研修」、そして週末は「人間力向上セミナー」。ひねらず、シンプルにいこう、とふと思った。
そして、たまたま今日は満月(満月にちなんでThe Bill Evans TrioのMoon Beamsでもとりあげようかと思ったが、気が変わった)なものだから、いっそのこと偏った拘りを捨てようとも思った。

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2008年06月18日

ふたり

songs_for_drella.jpg最近味覚が子供の頃の自然な状態に戻っているようで、外食をするとほとんどの食べ物が「塩辛く」感じてつらい。基本的には昼でも夜でも外で食べなくて済むなら家で料理をする。雑穀米(または玄米)に味噌汁に納豆、野菜の何かという「薄味」が我が家の定番。これが一番落ち着く。

副都心線のお陰で池袋が近くなった。今宵「うちたて屋」でいつものように白味噌煮込みうどんを食し、そのあと店を変え生ビールを1杯。以前なら好んで食べていたメニューのことごとくがとにかく「辛い」。お酒を注文させるために料理の味付けをどうしても濃くする(お店の立場からすると当然か・・)のだろうが、こんな食事を続けていたら間違いなく「成人病」になってしまう。

Lou Reed & John Cale:Songs for Drella

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2008年06月17日

信頼に裏打ちされた独裁

mengelberg_tchaikovsky_telefunken.jpg昨日Yと「リーダーシップ論」について語った時、彼から教えてもらったダニエル・キムの「組織変革」論。組織変革においては4つの質の変革-すなわち「関係の質」→「思考の質」→「行動の質」→「結果の質」→「関係の質」→・・・、が求められるというもの。一般的にはどのリーダーもチームでの結果を出すために個々のメンバーの「行動の質」を変容することを意識し、実践しようとする。もう少し突っ込んだ考え方をしてみても、せいぜい「思考、考え方の質」を変えるよう努力することが関の山。しかしながら、僕の長年の経験上、仕事にせよプライベートにせよ人間関係の改善-つまり「信頼関係」作りがもっとも重要で、それこそが組織活性化の根本的な解決方法なのではないかと何となく考えていたものだから、この話を聴いて即座に納得した。
リーダーと部下、同僚同士、対顧客関係、夫婦関係、友人関係、親子関係、そのどれもの根底に必要な要素は「信頼」だ。結局人は信頼できる人についていくものだし、信頼できる人の言うことを聞くものなのだ。リーダーシップとはいかに「信頼関係」を築き、良い関係を維持できるかが大きなポイントであるように思う。

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2008年06月16日

名曲喫茶

lipatti_bach.jpg珍しく1日外出。
昼は銀座。荻窪に移動して名曲喫茶「ミニヨン」で打ち合わせ。その後、浜松町でYと「リーダーシップ論」を展開。なるほど彼は企業研修の第一人者だけあり、組織論、リーダーシップ論含めて相当研究している。勉強になった。思わず予定以上に議論したものだから次のアポイントはギリギリ。
20:00~新宿にていつものカウンセリング・セッション。毎々人と接してみて痛感するのだが、余計な力を加えずに自然の流れに任せていけば治まるところに治まるということ。
人間は「不安」や「焦り」から無駄な動きをして自ら物事を「破壊」してしまう傾向がある。とにかく「待つ」ことが大事。

ところで、荻窪の名曲喫茶で流れていた懐かしのLP。ディヌ・リパッティのピアノ、エドゥアルト・ヴァン・ベイヌム指揮によるJ.S.バッハのピアノ協奏曲第1番。あまりに時代がかったもはやバッハとはいえぬ音楽作りだが、昔日の面影を残した場所でのタンノイのスピーカーから流れてくるレコードの音を耳にしていると、ゆったりとした時間の経過の中で全てを忘れて音楽に身を委ねることも人間として大事なことだなとあらためて考えさせられた。
とにかく今の時代、特に東京の生活は忙しすぎる(まぁ、僕は自由業なのでそれほど時間や組織に縛られているわけではないから一般の人と比べると随分ましなのだが)。

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2008年06月15日

内定お祝い会!

Love_for_Three_Oranges_Gergiev_proko.jpg午前中から昼過ぎまで銀座で一仕事終え、そのまま帰宅するのを変更して初台に移動。かつての卒業生の自宅に何人かが集まっているというので初訪問、2時間半ほど談笑した。相手が年頃の女性ばかりだったこともあるだろうが、ちょっとした恋愛や結婚話で盛り上がった。少なくとも結婚を意識する男女は「意識のステージ」が同じであることが重要だ。人は誰でも自分なりの「こだわり」を持っていて、それがアイデンティティとして機能するうちはいいのだが、一度「執着」となると様々な歪が生じてくる。「執着」が人間関係のもつれの大きな要因となる。

夜、去年の12月から4ヶ月間ほど開催した「就職エントリーシート講座」に参加した有志が錦糸町に集まった。みんなが無事内定をいただき、そのお祝いということで、とある「台湾素食料理店」で会食。とにかくみんなおめでとう!

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2008年06月14日

副都心線開業!

bartok_aohige_boulez.jpg東京メトロ・副都心線が開業した。最寄りの「東新宿」駅が一層便利になった。渋谷と池袋がどちらも10分足らずで結ばれる。今日のところは用事もないので駅にも入っていないし、乗車もしていないから何とも言及できないが、大勢の鉄道ファンが詰め掛けたらしい。
しかしながら、(大江戸線もそうなのだが)地下数階のところにホームがあるものだから、列車内は年中ジメジメしており、湿気臭くて乗るたびに頭が痛くなるし、気分が悪くなる。だから普段余程のことがない限り大江戸線は使わずJRまで歩くことにしている。健康にも良いし(植物が「光」と「大地」と「水」で生き永らえるように人間にとっても「光」と「水」は絶対的存在であり、なくてはならないものである)、余計な電車賃も使わなくていいし、それに何より嫌な思いをしなくて済むから一石三鳥なのだが、今後はついつい利用してしまいそうだ・・・。

ここのところオペラをよく聴いている。R.シュトラウスの有名どころをざっと聴き、グルックの「アウリスのイフィゲニア」ヴェルディの「アイーダ」、そしてラヴェルの「子供と魔法」と続き、今日は何を聴こうかと思案していたところ、バルトークを聴きたくなりブーレーズの指揮する音盤をとりだした。1時間に満たない1幕ものの歌劇。ベラ・バルトークの音楽は「夜の音楽」だという。妙な不気味さと安穏とした静けさが同居する20世紀前半を代表する傑作を彼はいくつも産み出した。

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2008年06月13日

キャリア支援

ravel_previn_lenfant.jpg朝からGCDFの継続学習のため新橋のキャリアカウンセリング協会にて「トレーナーデモンストレーションコース」を受講した。余裕をもって家を出たものの、どういうわけか新橋駅で迷ってしまい、到着はギリギリ(最後は汗かいて走りました・・・)。

講座中「今なぜ日本でキャリア支援が必要なのか?(どんなニーズがあるのか?なぜ必要なのか?)」というテーマでのグループ・ワークがあったのだが、我々のチームでは『バブル崩壊以降の社会的変化(終身雇用制の終焉、リストラ、就職氷河期など)により、特定の若年層や高齢者層、あるいは弱者といわれる方々などへの就業に関する問題が浮上したことがニーズの発端で、結果的には、「勝ち組、負け組」といわれる格差社会に変貌したことがより一層必要性を高めたのではないか』という結論になった(答えがあるわけではないので結論はどんなものでもいいのだが)。
確かに先日の秋葉原での無差別殺人事件を起こした容疑者も、とどのつまりは仕事に対する不満であり、将来への漠然とした不安からああいう凶行に走ったようだし(だからといって殺人はもってのほかだが)、身近なところでもキャリアについて悩んでいる友人はたくさんいる。自分自身も昨年独立した際に同じような不安や問題を抱えていたのだし・・・。
冷たく言い放てば、キャリアを含めて自分の人生に関しては「自己責任」だから他人や社会に牙を向けるなとなるのだが、教育を含め国や有識者、あるいは我々キャリアと名のつく職業に就いている人たちが、真剣に取り組まなければならない仕事がまだまだたくさんあるということなのだろう。

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2008年06月12日

「アイーダ」~「のだめカンタービレ」

aida_muti.jpg今日も一日があっという間に過ぎてゆく。お昼過ぎまでは雨が降っていたものの夕方からは晴れ間がのぞき、すっかり良い天気になった。
朝から雅之さんにお会いして、その時にお借りしたドラマ版「のだめカンタービレ」をゆっくり観ようと思っていたが、簿記講座やカウンセリングなどでバタバタして22:00を過ぎてしまった。明日はGCDFの継続学習の講習で朝から新橋に行かなければならないので、どうしようかと悩みながらこのブログを書いているところだ(まぁどうせ観てしまうのだろうが・・・)。

P社から月末の「リーダーシップ」講座の正式オファーがあり、どういうコンテンツにしようか思案。
夜、いつものラウンジでカウンセリングをしたのだが、「人間力向上セミナー」に参加したいという依頼。やはり今月末にフィックスしようかと考える。
確実に自分自身が進むべき方向が明らかになっているようだ。「思考が現実化する」というのは確かな事実である。

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2008年06月11日

4分間のピアニスト

gluck_gardiner.jpg何だか余裕がある(笑)。昨日に引き続き新大久保のTSUTAYAでDVDを借り、観る。
「4分間のピアニスト」。タイトルに惹かれて借りたが、さすがドイツ映画。暗い・・・。刑務所で抜群の音楽的才能を秘める問題児の少女ジェニーにピアノを教え、コンクール出場までをフォローするピアノ教師クリューガー。二人のそれまでの人生の顛末を両軸に話が展開していくが、「4分間」とは最後のコンクールでの演奏シーンのこと。
シューマンのピアノ協奏曲がいつの間にかロック・ミュージックに変貌し、プリペアード・ピアノ奏法ならぬ極めて野獣的な演奏が聴衆を感動させる(いや、マジにかっこいい演奏です)。
鬱屈した人が潜在的に持つ強烈なパワーは、その振り子がプラスに振れた場合人の心を動かすだけのエネルギーを持つ。しかし、一方でその暴力性は人を攻撃し、自らをも傷つけてしまう。「芸術的天才」というのは「普通」の生活からは生まれ得ないということだろう(昨日の日記に雅之さんからコメントをいただいたが、そこに同じような見解が書かれている)。まさに紙一重

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2008年06月10日

普通の人々

ravel_violin_sonata.jpg夜、久しぶりにDVDを観る。先日のGCDFの継続学習講座の中で大谷彰先生がカウンセリングの勉強になるので観ると良いと薦めていたロバート・レッドフォード初監督作品である。1980年の作品だから、かれこれ30年も前の映画。映像の撮り方や登場人物の格好など「古びた感」は否めないが、確かに勉強にはなる。とはいえ、すでに語り尽くされたテーマなので今となっては時代遅れ的な印象もなくはない。

長男をヨットの事故で亡くした家族3人の各々の内面を抉り出していく出色の作品だが、日常生活を題材にしているゆえドラマティックな展開はほとんどなく、時間もゆったりとしたテンポで進んでいくので多少のじれったさを感じてしまうのは仕方なかろう。それにしてもラストのあたりで、息子のコンラッドが心身症から回復しつつ自ら心を開き母親のベスにハグするというシーンで、ベスがまったく愛情を示せない-つまり抱擁を返せずに固まった状態でいる(彼女は幼少時に愛を与えてもらえなかったことを自覚している)のは現代の家族の問題をまさにフォーカスしているようで興味深い。結局、最後まで「愛」を与えることのできなかったこの母は夫の信頼を得ることもできずに家を去ることになる。

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2008年06月09日

世界の調和-すなわち受容

mravinsky_hindemith.jpg世の中不穏な空気でいっぱいだ。昨日ちょうどYと待ち合わせをしていた頃に秋葉原では例の無差別殺人事件。信じられない犯罪があちこちで起こっている。
こういう犯罪を起こす人間の特徴は、「大人しくて目立たない性格」であること。時に激昂することがあるということ。おそらく人生脚本をひもといていくと幼年時の受容が不足していたり、家庭内での不調和-つまり「愛情不足」がみられるだろう。
結局、育っていく過程で人は人から愛されるという経験を十分にすることが望ましいのだ。物理的にも精神的にも「受け容れられる」ということが大事なのである。

夕方から東京でも雷が鳴り響く。こういう雷雨はおそらく浄化の意味合いもあるのだろうが、つまるところ不安定な人心を鎮めないことには世の中の状況は一変しないのではなかろうか。
親が子に与える影響、上司が部下に与える影響、そして人間関係から受けてしまう影響-いろんな意味で人はお互いに影響を及ぼし合っている。どうせ与え合うならプラスがよかろう。心を安定させることが大事である。

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2008年06月08日

リーダーシップ

strauss_previn.jpg昼から新宿でYと「リーダーシップ」について議論した。リーダーが組織を活性化させる上で会得しなければならないスキルとは・・・。これまでも様々な切口から語られているが、要は、適材適所-すなわちその人が最も能力を発揮できる役割を与え、そして何よりもその成果に対して賞賛を送る(誉める)ことによって個人の潜在能力が引き出され、結果、組織の飛躍に繋がる。
「リーダーシップ」とは、「能力」ではなく「状態」である。どんな人にも「リーダーシップ」力はある。ただ持てる能力を生かす場面を与えられていないか、本人が気づいていないか、または自分自身を否定しているのか、あるいは他者によって潰されているのか、なのではないか・・・。
いつも言うことだが、大事なことは「不完全な自分」を真に受容すること。そして、誰もが不完全であるということを認識し、許すことである。
それには「自分を知ること」が必要だ。客観的に自分を見つめ、長所も短所も知り、それを含めて自分という個性を受け入れ、願わくばその個性を伸ばしていくことだ。
人間は環境に左右されがちだ。特に「軸=アイデンティティ」が揺らいでいると、多数派の意見(それが正しかろうが間違っていようが)に対して自分が間違っているのではないかという危惧を抱いてしまう。自分を受容できない大きな原因の一つだろう。

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2008年06月07日

明治神宮詣

bernstein_mahler_belin_no9.jpg午後、ふと思い立って明治神宮に出掛けた。特に理由はない。ただ何となく気分転換に歩こうと思い、家を出たらそっちの方向に足が向いていたというだけ。明治通りを真っ直ぐ渋谷方面に直進し、代々木のところで右折するとそこはもう「明治神宮」。ものの30分弱で到着してしまうのだから意外に近い。
ただ、今日の夕方近くの「神宮」の「気」はいま一つで、長居せず(本当はベンチにでも腰をかけて読書でもしようかと目論んでいたのだが)本殿にお参りだけしてすぐに引き返した。
ぶらりと歩きながら考えたこと。
自分がやるべきことは何なのか。「人生支援」と謳っている限りはそこに執着するということ。5月は諸般の事情で「人間力向上セミナー」を開催できなかったので、何としても6月はやろう。コンスタントに継続していかないと「感覚」が鈍ってしまう。そして何より(大袈裟だが)必要としている方々のチャンスを奪う行為になりかねない。何だかとりとめもなく整理のつかない様子で、頭の中をいろんな考えがうようよと巡りめぐった。まずは意思決定。

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2008年06月06日

究極のサービス

beethoven_uchida_31.jpg1年3ヶ月ぶりのエリック・ハイドシェック・ピアノ・リサイタル。今回の来日ではオール・ベートーヴェン・プログラム一つを引っさげて全国何ヶ所かを縦断。だいぶお疲れのようで、第1部の「悲愴」ソナタも自作の主題による変奏曲ももうひとつのノリで、一瞬大丈夫かという予感が過ぎった。今回は久しぶりに大きなホール(サントリーホール)での演奏だったので、幾分音が散漫で、会場の良し悪しも随分影響するなとも考えさせられた(やはりピアノ・ソロ・コンサートはもう少し小さなホールでやるべきではと実感)。従来ハイドシェックは浜離宮朝日ホールでの演奏を好んでいたのか、ここ数年は常に浜離宮だったから、やっぱりあのレベル(500人規模)の空間で聴いてみたかったと思った。
しかしながら、休憩後の後期の作品-すなわち6つのバガテル作品126と、第31番ソナタ作品110は最晩年の楽聖の内なる世界を体現した二つとない傑作ゆえ、ハイドシェックならではの深遠な世界を創出していたし、お洒落な節回しと独特の弾き方が絶妙だった。
まぁ、ソナタの第2楽章では一瞬崩れそうになり、いつだったかの二の舞を踏むのではと聴いてるこちらが冷や冷やする瞬間があったのはご愛嬌で、さすがにラストのフーガでは深沈たる精神世界を堪能させてくれた。
ちなみにアンコールも7曲(厳密には6曲)-
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調K280~第2楽章
シューマン:『子供の情景』~トロイメライ
ドビュッシー:『子供の領分』~象の子守歌
エリック・ハイドシェック:「ラ・マルセエーズの主題による23のパラフレーズ」~ドビュッシー風(これは結局完奏できず途中で断念-こういうハプニングがあるからハイドシェックのコンサートはまた面白い)
J.S.バッハ:ピアノ協奏曲ヘ短調から第1楽章
ドビュッシー:『子供の領分』~小さな羊飼い
シューマン:『子供の情景』~「見知らぬ国と人びと」
というメニューで、いつもながら感動と同時に大満足の一夜であったことを付け加えておく。

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2008年06月05日

算数と宇宙

mravinsky_bartok.jpg新宿法人会主催の「簿記講習会基礎コース」に出席した。1回2時間半、全7回のコース。格安の費用だったことと、こういう地に足のついた勉強も少しくらいはしておいた方がいいだろうと考え申し込んだもの。どうも子どもの頃から僕はいわゆる数字に弱い。簿記3級レベルの講座とはいえなかなか新鮮だった(笑)。今日は初回だから、とにかく基本原理-すなわち貸借対照表と損益計算書の読み方を中心に教わる。何だか高校生の頃に戻ったような気持ちで例題や練習問題を解き、とても不思議な感覚を味わった。会社経営の基本だし、それほど難しいものじゃないので驚くほどのことではないが、いくつになっても「学ぶ」姿勢=Inputは重要である。

僕の趣味は音楽を聴くこと(本当は楽器ができれば言うことないのだが、残念ながらできない)である。音楽は数学と極めて密接な関係にある。J.S.バッハバルトークの音楽などはまさに数学的に構築されており、数学的思考力に優れているとより一層深く楽しめるのだろうと想像すると悔しくなる。それくらいに僕は「算数」が苦手だ。

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2008年06月04日

英雄

strauss_kempe_heldenleben.jpg「第三帝国のR.シュトラウス~音楽家の〈喜劇的〉闘争」(山田由美子著)は今までのシュトラウスの一般的イメージを覆してくれる良書だ。まだまだ読み始めで具体的に評することは避けるが、ナチス幹部との衝突やホーフマンスタールとの一連の歌劇の共作についての件を知ることで、より一層リヒャルト・シュトラウスの音楽の味わい方が楽しくかつ濃密になってくる。特に、正反対の性格を持ったホーフマンスタールと喧々諤々と議論をしながらもあれだけの名オペラを残したことは奇跡的だと思う。厭世的で精神的には脆弱な性質のホーフマンスタールに対してシュトラウスは極めて楽天的。おそらく帝国幹部との関係においても持ち前のオプティミズムが功を奏したのだろうと容易に想像できる。

「ひとつの歴史的な旅が終わり、新たな旅が始まる-新しい、より良い1日をアメリカにもたらすための旅が」
アメリカ合衆国大統領選民主党候補にオバマ氏の指名が確定した。合衆国の歴史始まって以来の初の黒人大統領の誕生となるのか?

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2008年06月03日

いつもポケットにショパン

schumann_quartet_hagen.jpg前に読んだ「大いなる生命学(青山圭秀著)」はアーユルヴェーダの精髄ということで、東洋医学の真髄-といっても初心者にもわかりやすい入口的なもの-をわかりやすく解説してくれる良書。理想的な一日の過ごし方がよく理解できてお奨めの本である。
細かい理屈は横に置くことにするが、午前6時までに起き(理想は日の出の1時間半くらい前)、身体を清め、瞑想(僕の場合はチベット体操か・・・)をすると良いらしい。そして、午前10時から午後2時までの間に食事をするのが良いという。つまり昼食の時間帯に主要な食事をするのがベストだと言うのだ(さらに、現代人の生活習慣の間違いの一つは夜になって重い食事をとることだという)。しかし、今の時代にこういう生活をきちんとしていくのは正直なかなか難しい。

ここのところ、目が覚めるのが早い(といっても一般的な観点からいえば決して早くない)。昨日は6:30に起きた(普通か・・・笑)。今朝も6:30に一度起きたもののもう一度布団に入り、結局8:00(全然早くないね。遅い!)。何かと仕事を片づけるのは午前中が調子良い。梅雨入りしたものだから鬱陶しい雨の中、郵便局に行ったり銀行に行ったりした後、細かいデスクワークをこなす。あまりに集中し過ぎて、12:00からのアポイントに30分ほど遅刻した。

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2008年06月02日

今年もエルガー

elgar_boult_1.jpg久しぶりに(というか初めてか・・・?)新宿歌舞伎町の「茶茶花」にてKとOとで歓談した。サービスも味も良く、しかも納得のゆくお値段で、やっぱり価値に見合う「モノ」を提供することが大事なんだということを実感。Oが8月からアメリカのニュージャージーに赴任するということで、餞別の意味も兼ねながらの宴。積もる話で盛り上がり、結局4時間ほどお店にいたことになる。

ガソリン200円/ℓ時代が目の前に来ている。かれこれ10年近く前70円台だったことを考えると隔世の感がある。自家用車を持たず、日々の移動の手段は「自分の脚」という生活を送っているから関係ないといえば関係ないのだが、原油価格の高騰は一般庶民の財布を脅かすゆえ何とかならないものかとついつい思案してしまう。極論を言ってしまうと、おそらく資本主義が行き着くところまで来てしまっているということなのだろう。

エルガー:弦楽セレナードホ短調作品20
サー・エイドリアン・ボールト指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

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2008年06月01日

音楽にジャンルは関係ない!

deeppurple_inrock.jpg第16回「早わかりクラシック音楽講座」無事終了!ドタキャンがいくつかあったものの11名の方にご参加いただき盛り上がりました。モーツァルトの「ジュピター」交響曲は若い頃から愛聴しており、最近はほとんど聴くことがなかったものの、この講座のために所有する全ての演奏に耳を傾け、さらには今日の講座で真剣に聴き通した結果、やはりクラシック音楽史上屈指の名曲だ、ということがあらためてわかった。
晩年の貧困生活と闘いながら神の子アマデウスが全精力をかけて産み出した三大交響曲はたったの2ヶ月足らずで書き上げられたとは思えない完成度を誇り、作曲家の天才性を実感させてくれる。特に最後の交響曲であるこの第41番はハ長調というもっともシンプルな調性の中で信じられないほどの音楽的展開を秘めており、とにかくたくさんの方にものにしていただきたい楽曲なのである。
今回の講座の詳細は後日に譲るとして、ヨッフムの晩年のウィーン・フィルとのライブに浸り、雅之さんからお借りしたテンシュテットのフィナーレを聴き、大いに楽しませていただいた。皆様に「感謝」である。

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