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2008年10月
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先日の滋賀短期大学での公開講座記録集のための原稿を作成しなければならず、やっと一息つけたのでその作業を始めた。レポートにして10枚程度、当日講演した内容をまとめるということなのだが、何をしゃべったのか細かいところまで思い出すのが意外に大変。
たった10日前の話しながら、ほとんどアドリブ的に話をしたものだから、レジュメを頼りに順番に書き出した。報告書という形で残るのだからどうせならきちっと良いものにしようと考えた。
何をするのであれ、どんな夢を見るのであれ、それを始めること。
大胆さには、驚くほどの創造力と、活力と、不思議な力がある。
(ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)
BGMに、アルバン・ベルク四重奏団によるドヴォルザークの弦楽四重奏曲作品105を何度も繰り返した後、ふと思い立ち、久しぶりにシャルル・ミュンシュのフランクに耳を傾ける。
続きを読む "ミュンシュのコンサートホール・レコーディング集" »
愉快なひとときを過ごした。渋谷で酒を酌み交わしたのだが、ご好意でいただいた焼酎のボトル(麦製天草)を水割りで美味しく飲み干す。不思議なことに焼酎が身体に染みるとアルゲリッチの音楽を聴きたくなる。おそらくアルゲリッチのじゃじゃ馬的な「何か」を連想させてくれるのだろう(笑)。
それにしても、今日も男と女の話に終始したが、やっぱり男女は異星人である。どこまでいっても平行線で生涯わかりあうことのない妙な関係でありながら結局添い遂げてしまう因縁に基づいた関係。人生が牢獄であり、修行のために生まれてきたと仮定するなら恋愛や結婚こそが最も厳しい現実なのだろうとふと考える。とはいえ、そういう僕はとても幸せなのだが・・・(笑)。
先日第10回ショパン国際コンクールの模様のいくつかをDVDで観たことは書いた。おそらくその年のオープニング・ライブだと思うのだが、棚の奥にしまってあったアルゲリッチの協奏曲録音を久しぶりにとり出して聴いてみた。
続きを読む "焼酎を呑むとアルゲリッチが恋しくなる" »
友人のお誘いを受け、駒込にある曹洞宗法輪山泰宗寺の座禅朝課に参加した。所謂本格的な道教のお寺での座禅の会。7:30頃に到着し、まずは作法の一切をご教示いただき、8:00~9:00が朝課。うちおそらく30分ほどが座禅なのだが、邪念が多いのか、あるいは姿勢に慣れないせいか、なかなか集中できない。終了合図の1分ほど前にふっと何かが吹っ切れたような感覚はあったが、気のせいかもしれない。まだまだ修行が足りないようだ(笑)。その後、住職の指示のもと、皆で般若心経とその他いくつかのお経(何というお経なのかは不明)を読経し、終了。毎週土曜日の朝開催されているようなので、また機会をみて参加してみようと思う。
今月は公開講座や企業研修など事前に準備をしなければいけないイベントが多く、明日の「早わかりクラシック音楽講座」についてゆっくり考察する暇がなかなかとれなかったのだが、やっと考えることができた。ともかく朝からいくつかの「ゴルトベルク変奏曲」を聴き、心の赴くままに楽曲を捉え、J.S.バッハが何を伝えたかったのかをあれこれ想像しながら講義の整理をする。グレン・グールドの弾く2種の音盤(55年盤、81年盤)も一気に聴いた。こうやって並べて聴いてみると、どちらも捨てがたい。グールドにとってメジャー・デビューとなった55年盤の「ゴルトベルク」は、信じられないような颯爽とした若々しいテンポで、以前ならせかせかと速過ぎて体内リズムにどうもしっくりこないという印象をもったのだが、最近はむしろこちらの方がぴったりくると思えるほど、この演奏の価値がやっとわかってきたように思う。かといって、連続で聴いた81年盤の沈潜するようなテンポが遅すぎるという印象を受けるのかといえば決してそうでないところがグレン・グールドの凄いところ。こちらの演奏を聴けば聴いたで、まさに「こうでなければ!」と即座に納得させるだけの説得力を持つのである。録音に25年余りの歳月の差があるとはいえ、クラシック音楽の演奏解釈の幅、可能性をこれほどまでに体感させてくれるピアニストは稀有だろう。
続きを読む "座禅の会、グールドのザルツブルク・ライブ" »
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