ワインの楽しみ方講座、そしてコルトーのショパン!
府中のアビリティーズセンターで開催された「ワインの楽しみ方講座」に参加した。ワインの薀蓄に始まり、5種のワインのテイスティング、そして美味しいディナーをいただき、参加された方々と愉しく歓談し、あっという間の4時間半であった。途中、三野友子さんのライアー演奏(「主よ、人の望みの喜びよ」、「いつも何度でも~映画『千と千尋の神隠し』」)と愛知とし子のピアノ演奏(ショパンの嬰ハ短調ワルツと要望にお応えしてモーツァルトのトルコ行進曲)を交え、お酒をいただきながらほろ酔いで聴く音楽の素晴らしさと、音楽の持つ「癒し」、「人々を陽気にする」効果をあらためて実感した。
ところで、「ワインと健康」と題する講座の中で教えていただいたワインに関する知る人ぞ知るというマメ知識は大変興味深く、また参加させていただきたいと思った。とにかく面白い(それは、講師である伊東会長のお話のうまさに依るものだが)。
ちなみに、ワインは古来より通風治療の特効薬であったということに始まり、ワインのカクテルが強精剤になること、また「純粋理性批判」を著したエマニュエル・カントが80歳で死ぬ日までワインを飲まない日はなかったということなど、ワイン好きに限らずとも興味の尽きない話の数々はとても勉強になった。感謝です。
本日嗜んだワインは次の5種。
Las Casas Del Chardonnay, 2007 チリ産
Sutter Home Sauvignon Blanc, 2006 カリフォルニア産
La Closerie de Camensac Haut-Medoc, 2004 フランス産
Chateau Baratet Bordeaux Superieur, 2006(ABSC) フランス産
La Chevalerie Bordeaux Rouge, 2006(ABC) フランス産
最初の2つが白、残り3種が赤なのだが、全てがびっくりするくらい美味しかった。もともとお酒は強くないが、随分飲んでしまった。にもかかわらず、一切悪酔いしない。素晴らしい!気分が良いところで、妙にコルトーの弾くショパンが聴きたくなり、帰宅するや夜更けにLPレコードを久しぶりにひっぱり出し、知るはずもない古き良き時代に想いを馳せながらワルツ集を極小の音量で少々楽しんだ。
ショパン:ワルツ集
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
こんなにも崩して弾いているにも関わらず、きちんと「音楽」になっており、ショパンの持つ淡い「詩情」を感じさせてくれるのだから、やっぱりコルトーというのは100年に1度出るか出ないかの天才なのだと思う。偉大です。
美味しいフランス・ワインにはコルトーの洒落た音楽が不思議に似合う。
1.[返信]
おはようございます。
確かにワインを飲んだ後は、リパッティよりコルトーがぴったりですね。
この粋な名演を今さら大真面目に論じても野暮なだけなので、コルトーについて少し違う角度のコメントを・・・。
若き日のコルトーは新進気鋭のワーグナー指揮者でもあり、「神々の黄昏」のパリ初演や、「トリスタンとイゾルデ」も指揮しているそうですね。これは録音は残っていませんが、タイムスリップしてぜひ聴いてみたいものです。想像するだけでわくわくします。
ルビンシュタイン音楽コンクールでバックハウスと競って破れ、惜しくも2位になったピアニストのバルトーク、そのバルトークにもピアノを習い、ジュネーブ国際コンクールのピアノ部門で優勝した名ピアニストのショルティ、余技というには、すご過ぎますね。皆、「のだめ」の千秋みたいです(笑)、カッコ良過ぎです。
投稿者: 雅之 | 2008年11月23日 07:24
日時: 2008年11月23日 07:24
2.[返信]
>雅之様
コルトーの指揮によるワーグナーの楽劇!これはおっしゃるとおりタイムスリップして接してみたい舞台です。メロメロになりそうですね。
なるほど、ショルティはバルトークにピアノを習ってるんですね・・・。それにジュネーブ国際コンクールのピアノ部門で優勝しているとは!この指揮者にはほとんど思い入れがないので、バックグラウンドに関しては知りませんでした。
>皆、「のだめ」の千秋みたいです(笑)、カッコ良過ぎです。
まさに!!(笑)
投稿者: おかちゃん | 2008年11月23日 09:41
日時: 2008年11月23日 09:41