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   <title>アレグロ・コン・ブリオ～「愛」+「勇気」=「ワンネス」</title>
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   <updated>2008-12-08T13:13:31Z</updated>
   <subtitle>クラシック音楽好きが音楽を聴きながら感じたこと、思ったことを日々綴る「音楽日記」</subtitle>
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   <title>ワークショップZERO、ドイツ・レクイエム</title>
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   <published>2008-12-08T12:50:11Z</published>
   <updated>2008-12-08T13:13:31Z</updated>
   
   <summary>「人間力向上セミナー」の簡単なホームページを作った。いろいろと悩んだ末、ネーミン...</summary>
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      <![CDATA[<img alt="brahms_deutsches_requiem_barenboim.jpg" src="http://opus-3.net/blog/images/brahms_deutsches_requiem_barenboim.jpg" width="159" height="159"hspace="5" align="left"/>「人間力向上セミナー」の簡単なホームページを作った。いろいろと悩んだ末、ネーミングは<a href="http://seminar.opus-3.net/" target="_blank">「ワークショップZERO」</a>にする。ここでいう「0（ゼロ）」とは、何もないという意味ではない。インド哲学や仏教でいうところの「無」、「空」、あるいは「中庸」という意味に近い。「0（ゼロ）」は始まりであり、バランス（調和）でもあり、無限小という意味で「限りなく無限に近い」数字である。そのことが僕の知的好奇心を妙に刺激した。そう、いわゆる「無」という概念には宇宙全体が含まれており、その哲学的意味深さにちなんでいるのだ。今の時代こそ人々が「調和」に目覚め、各人が潜在的に持っている「無限の可能性」に気づき、そしてお互い協力し合って世の中を良くしていこうという意味を込め・・・。ただネーミングの由来をWeb上でわかりやすく説明するのは極めて難しく、今のところそのページだけはアップできていない。さて、どうするか・・・。

10月21日の滋賀短期大学での公開講座報告が学報に掲載されたようで、ご丁寧に3部ほどご送付いただいた。「楽しく興味深い語りと愛知とし子さんのピアノが印象的だった」という内容のコメントまでいただいており、素直に嬉しい。それに、（教養講座全体のアンケートなので、一概に判断はできないのだが）90％以上の受講者が「よかった」と感じていただけたようで、いろいろな意味でまた「やる気」、「勇気」をいただけたことにあわせて感謝します。

<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0000ZP4S8?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B0000ZP4S8" target="_blank">ブラームス：ドイツ・レクイエム作品45
ジャネット・ウィリアムズ（ソプラノ）
トーマス・ハンプソン（バリトン）
ダニエル・バレンボイム指揮シカゴ交響楽団＆合唱団</a>

20代の終わり頃一時期、ブラームスに恋焦がれるようにはまっていた時期がある。作品1のピアノ・ソナタから<a href="http://opus-3.net/blog/archives/2007/07/post-63/index.php" target="_self">作品122の11のコラール前奏曲</a>、それに作品番号をもたない全ての楽曲の音盤を集め、とにかく日々いつの瞬間（もちろん仕事以外の）も彼の音楽に浸っていた、そういう時代であった。なぜそれほどブラームスの虜になったのか・・・？
音楽はもちろんなのだが、どちらかというとその「人間」に興味をもったのが事の始まり。残された晩年の肖像写真を見ると、気難しく頑固そうな髭面が印象的で、とっつきにくそうな性格だろうとついつい思われがちだが、彼の伝記など文献を漁ると、ブラームスについて知れば知るほど、実は気弱で人一倍優しい人柄だったことが手に取るようにわかる。そう、「素直になりたくても気恥ずかしくて素直になれなかったんだろう」ことが、まるで当時の自分自身の「鏡」のようで、不思議な親近感を覚えたのだと思う。

ところで、この「ドイツ・レクイエム」。1856年の恩師シューマンの死、そして1865年の最愛の母の死に接し、それぞれの追悼のために書いた曲だといわれているこの音楽には、死者を弔うための祈りの気持ちはもちろんのこと、人間の生のそこはかとない悲しみが充溢している。青年ブラームスの創造した傑作。

第1曲「幸いだ、悲しんでいる人達は」（合唱）
何故なら彼らは慰められるに違いないからだ。（マタイ5、4）
彼ら、涙とともに種まく者は、喜びとともに刈り入れるであろう。
彼らは行き涙するけれども　義い種を背負っていれば、喜びとともに、
刈り入れた収穫の束を携えて来る。（詩篇126、5～6）
（対訳：丸山桂介）
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   <title>与謝野晶子、フォーレ</title>
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   <published>2008-12-07T14:55:59Z</published>
   <updated>2008-12-08T13:10:49Z</updated>
   
   <summary>遅ればせながら「金子みすヾ」の世界にはまっている。別冊太陽の生誕百年記念特集号も...</summary>
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   <category term="5" label="トルトゥリエ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="71" label="ハイドシェック" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="88" label="フォーレ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
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      <![CDATA[<img alt="faure_tortelier_heidsieck.jpg" src="http://opus-3.net/blog/images/faure_tortelier_heidsieck.jpg" width="159" height="159"hspace="5" align="left"/>遅ればせながら「金子みすヾ」の世界にはまっている。<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582921221?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=4582921221" target="_blank">別冊太陽の生誕百年記念特集号</a>も手に入れ、ゆっくりと彼女の詩の世界に浸ろうと考えている。この天才女流詩人のことをいろいろと調べていくと、大正15年、23歳の時に西条八十の推薦を受けて「童謡詩人会」に入会を認められたという。会員には西条他、泉鏡花、北原白秋、島崎藤村など、中で女流では与謝野晶子と金子みすヾの二人のみというそうそうたるメンバーと肩を並べていたということだから、その時点ですでに天下に名立たる詩人として認められた才媛だということがよくわかる。
ともかくこれほど当たり前で、これほどわかりやすく書かれている文章の中に「世の全て」が包括されているのだから大した感性である。金子みすヾのすごいところは「目に見えないもの」までも感性で捉えて言葉で表現したことであろう。日本という小さな島国の、しかも地方の片田舎にいながら地球の裏側まで見据えるような感覚を若くしてもっていたというのは本当に奇跡的だ。ともかくたくさんの方に彼女の童謡を読んでいただきたいと願う。]]>
      <![CDATA[ところで、与謝野晶子のこと。どうやら今日は彼女の生誕130年を記念すべき日のようだ。手元にあった岩波文庫版の<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003103815?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=4003103815" target="_blank">「与謝野晶子自選歌集」</a>をパラパラとめくりながら、パリ旅行中に彼女が書いた歌の幾つかがふと目に入った。

・生きて世にまた見んことの難からば悲しからまし暮れゆく巴里
・旅びとの涙なれどもなごやかに流るるものか夜の巴里に
・巴里なるオペラの前の大海にわれもただよふ夏の夕ぐれ

与謝野晶子の感性はあくまで上層階級のもの。それは決してネガティブな意味ではない。誰もが国外旅行など夢のまた夢であったあの当時、夫鉄幹とあらゆる国々を旅し、見聞きした体感がベースになっているのは明らかで、「目に見えている」事象を捉えて、感性に訴えかける歌を作る。いわば「憧れ」を喚起する歌たちなのだ。現実をそのまま捉えた金子みすヾとは真逆の表現世界・・・。
与謝野晶子の歌に触れ、久しぶりにフォーレの世界を思い出す。

<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001CRGT2I?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B001CRGT2I" target="_blank">フォーレ：チェロ・ソナタ集
ポール・トルトゥリエ（チェロ）
エリック・ハイドシェック（ピアノ）</a>

若きハイドシェックがトルトゥリエとデュオを組み、録音したフォーレの傑作室内楽。こんなにも洒落てこんなにも高貴な音の世界がほかにあるものか・・・。トルトゥリエの奏でるチェロの音は悲しい。トルトゥリエの心を支えるハイドシェックのピアノは「憧れ」の音色を響かせる。]]>
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   <title>星とたんぽぽとマズルカ</title>
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   <published>2008-12-06T14:32:43Z</published>
   <updated>2008-12-07T15:03:04Z</updated>
   
   <summary>第21回「早わかりクラシック音楽講座」終了。今回も、アマチュア・ピアニストの方を...</summary>
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   <category term="6" label="ショパン" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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      <![CDATA[<img alt="chopin_argerich_mazurkas.jpg" src="http://opus-3.net/blog/images/chopin_argerich_mazurkas.jpg" width="159" height="159"hspace="5" align="left"/><a href="http://opus-3.net/2008/10/27-131645.php" target="_blank">第21回「早わかりクラシック音楽講座」</a>終了。今回も、アマチュア・ピアニストの方を初め、Webを見て申し込まれてきた方など、初めて参加の方が多く、とても刺激的で楽しい会になった。例によって詳細はまた後日ホームページにUPする予定だが、ショパンという音楽家の奥深さと、人間誰しも独りで生きているのではなく、誰かの力を得ながら生き永らえているのだということがしみじみと実感させられた3時間であった。わずか39年という短い生涯を駆け抜けていったショパンも、ひょっとするとサンドとの別れがもう少し先延ばしになっていたらばあと数年は長生きし、数多くの名作を残していたのかもしれない。

講座終了後は、ビール片手に手作り菜食料理を皆で楽しむ。メニューは、ベジしゃけの太巻き、ベジ・ラザニア、グリーン・サラダ、車麩のかき揚げ・・・。好評でした。

ところで、今日も講座の中で<a href="http://opus-3.net/blog/archives/2008/12/post-503/index.php" target="_self">金子みすゞ</a>の童謡を採り上げた。どうもショパン－特に後期の作品を聴くと、僕には金子みすゞの作品がついつい思い出される。当然二人に関連性は全くない。しいていうなら二人とも夭折の天才創造家であったことくらい。それでも彼女の詩を読んでいるとショパンの音楽がぴったり寄り添うように相応しいし、ショパンの音楽を耳にすると金子の詩を思い出すのである。不思議なものだ・・・。]]>
      <![CDATA[「星とたんぽぽ」
青いお空のそこふかく、海の小石のそのように、
夜がくるまでしずんでる、昼のお星はめにみえぬ。
　　見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。

ちってすがれたたんぽぽの、かわらのすきに、だァまって、
春のくるまでかくれてる、つよいその根はめにみえぬ。
　　見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。

この「星とたんぽぽ」による童謡歌曲を作曲した中田喜直。今日の講座にご参加いただいたともみさんが偶然にもつい先日発表会でこの曲を聴いて感動したのだと。残念ながら僕はこれまでの人生で耳にしたことがない。童謡などと馬鹿にしていたことも災いしているかもしれない。これほどの詩に中田はどんな曲をつけているのだろうか・・・。興味津々、いずれ近いうちに音源を手に入れて聴いてみたいものである。

ちなみに、今日の講座では、愛知とし子にマズルカ作品59-1を弾いてもらった。作曲家が「今は僕の人生の混乱期、というより倦怠期」と手紙に書き綴った1845年の作品。マズルカという故国の舞曲の形式を踏まえながら、行き詰った心境を露わにした晩年の傑作。

<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00000E3HK?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B00000E3HK" target="_blank">ショパン：マズルカ第36番イ短調作品59-1
マルタ・アルゲリッチ（ピアノ）</a>

懇親会の終了の合図にこの音盤を聴いてお開きに。かれこれ40年前、アルゲリッチのデビューの頃の録音。この時からすでにアルゲリッチはアルゲリッチ。万感の思いの篭った、愁いあるショパンの響き。完璧です・・・。

※これでしばらくショパンは聴き納め。しばらくは聴かなくていいかな・・・（笑）。]]>
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   <title>ショパンとサンド</title>
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   <published>2008-12-05T13:00:22Z</published>
   <updated>2008-12-06T14:41:36Z</updated>
   
   <summary>ここ数日、ショパンに浸っている。もともとクラシック音楽の世界に足を踏み入れたきっ...</summary>
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   <category term="210" label="フランソワ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
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      <![CDATA[<img alt="Chopin_francois_mazurkas.jpg" src="http://opus-3.net/blog/images/Chopin_francois_mazurkas.jpg" width="159" height="159"hspace="5" align="left"/>ここ数日、ショパンに浸っている。もともとクラシック音楽の世界に足を踏み入れたきっかけがショパンの音楽であったことは前にも書いた。いっとき寝ても覚めてもこのピアノの詩人といわれる芸術家のことが頭から離れず、まさに恋をしていたといっても言い過ぎではない状態にあった。しかしながら、そういう時期もとうに過ぎ去り、ここ十数年は年に何度CDプレーヤーに音盤を乗せるかというくらい真面目に耳を傾けることはなくなっていた。
2年前から始めた<a href="http://opus-3.net/" target="_blank">「早わかりクラシック音楽講座」</a>のお陰で、思いがけなく（それはショパンに限らず）作曲家の生涯や時代背景を再び勉強することになり、若い頃には感じられなかった、あるいは見えなかった彼らの人間性、大袈裟に言えば真実のようなものが少しではあるが見えるようになり、音楽を聴く楽しみの幅が随分拡がったように思う。「人間死ぬまで常に勉強」だとはよく言うが、それも毎月のように楽しみにいらしていただける方々がいらっしゃるからであり、そう考えると「人のために働く」ということは「人が成長する」上で最も重要な要素なんだということを改めて実感する。]]>
      <![CDATA[ところで、ショパンのこと。彼の音楽や生涯を語るにあたり、愛人ジョルジュ・サンドのことは避けて通れまい。ショパンとサンドといえば、「マジョルカ島への逃避行」が一般的には有名だが、その半年ほどの滞在の中に特別にとりあげるべきトピックスは実は見当たらない。<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4560026556?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=4560026556" target="_blank">「ショパンの手紙」（アーサー・ヘドレイ編）</a>を片手に、時代を追いながら、ジョルジュ・サンドとの出会い（1838年）から別れ（1847年）までの9年間を俯瞰してみると、いわゆるマジョルカ後の「ノアンの館」時代こそが、ショパンが真の傑作を産み、単なる人気ピアニストにとどまらない大芸術家の域に到達しえた貴重な時代だったことがよくわかる。プライベートでは健康障害や、（サンド家の）家庭問題、その結果二人の関係がこじれるという問題を孕みながらも、良いことも悪いことも－身辺に起こる全てを創作エネルギーに転換し、信じられないほどの傑作を残しているのは、まさにジョルジュ・サンドとの出逢い、交際、そして精神的・肉体的関係があったからだと断言できる。
図らずもショパンがサンドと出逢ったことも、サンドがまるで母親のようにショパンの面倒を見なければならなくなったことも、そして挙句は意思の疎通に問題を来たし、誤解を生み、（意図せず）別れを迎えなければならなかったことも、ショパンという芸術家に天才的な作品を残すために神が仕組んだ「必然」だったのである。確かに、あと10年、あるいは20年という時間をショパンが生きていたとしたら、途轍もない傑作を世に送り出した可能性はある。しかし、一方で、創作意欲が減退し、彼が最晩年はほとんど作曲の筆をとらなかったことを考えると、ジョルジュ・サンドなくしてショパンの「天才性」は発揮し得なかったのではないかとも思われるのだ。ショパンの真の傑作は、サンドとのいわば共同作業により生まれ得た産物なのである。

<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0007INZL6?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B0007INZL6" target="_blank">ショパン：マズルカ第51番へ短調作品68-4（遺作）
サンソン・フランソワ（ピアノ）</a>

ショパンの絶筆。つい先日発売された<a href="http://opus-3.net/blog/archives/2008/11/post-495/index.php" target="_self">ピリス</a>の録音は、内に壮絶なる「哀しみ」を湛え、かの<a href="http://opus-3.net/blog/archives/2008/09/post-449/index.php" target="_self">ルービンシュタイン盤</a>に優るとも劣らない（今後ピリスにはマズルカ全曲、いやショパンの楽曲のほとんどを録音してほしいと切に願う）。ただし、今日聴いたマズルカは、そして死を間近に控えたもはや「諦めの表情」のショパンを笑顔で迎える天使のような優しさを秘めたフランソワの古い録音。誰よりもお洒落に、そして誰よりも明るく・・・。

ところで、来年4月にピリスが来日公演をする。何とオール・ショパン・プログラムで待望のチェロ・ソナタも含まれている。早速チケットは押さえた。楽しみだ。]]>
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   <title>ファジル・サイの「展覧会」！</title>
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   <published>2008-12-04T14:29:33Z</published>
   <updated>2008-12-05T13:09:44Z</updated>
   
   <summary>数年前「春の祭典」の独り多重録音で話題をさらったファジル・サイ。この音盤は何回か...</summary>
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      <![CDATA[<img alt="mussorgsky_pogorelich.jpg" src="http://opus-3.net/blog/images/mussorgsky_pogorelich.jpg" width="159" height="159"hspace="5" align="left"/>数年前<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0000ZP4NS?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B0000ZP4NS" target="_blank">「春の祭典」</a>の独り多重録音で話題をさらったファジル・サイ。この音盤は何回か聴き、確かに「面白い」企画だと感心させられたものの、スタジオでの編集作業を繰り返しての作り物という弱点が拭えず（当然実際には演奏不可能なものだし）、決して後世に残り得る名盤とは思えなかった（結局、棚の奥に埃を被っている状態）。先日、雅之さんからお借りした<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001CCHIK0?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B001CCHIK0" target="_blank">サイとパトリツィア・コパチンスカヤのスーパー・デュオ</a>による「クロイツェル・ソナタ」ほかを聴いてみて、これまた個性的な面白い演奏だと感心させられたし、ことに雅之さんがオススメされていたラヴェルのソナタなどは本当にワクワクするような感動的な演奏だった。とはいえ、彼の生演奏を聴いたことがない僕は、ファジル・サイというピアニストの力量が実際にどの程度のものなのか量りかね、大手を振って「凄い」と称賛できるだけの自信も確信も一方では持てなかったというのも事実である。

おそらく当代随一の才能を秘める彼のことだから、いずれにせよ一度じっくりと実演を聴いてみたいと思っていたところ、とうとうリサイタルに触れる機会が訪れた。]]>
      <![CDATA[19：00開演　すみだトリフォニーホール
J.S.バッハ（ブゾーニ編）：シャコンヌ～無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004
J.S.バッハ（サイ編）：幻想曲ト短調BWV542
J.S.バッハ：フランス組曲第6番ホ長調BWV817
ヤナーチェク：ソナタ「1905年10月1日」
休憩
スカルラッティ：ソナタヘ長調K.378、ニ短調K.1、ハ長調K.159
ラヴェル：ソナチネ
プロコフィエフ：ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調「戦争ソナタ」
～アンコール
ムソルグスキー：組曲「展覧会の絵」～カタコンブ、バーバ・ヤーガ、キエフの大門
サイ：ブラック・アース
ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ第17番ニ短調「テンペスト」～第3楽章

勇猛果敢なプログラム構成。ファジル・サイとはクラシック・ピアニストではなく才能を持て余したエンターテイナーであり、（ある意味）ロック・スターであるということがよくわかった。バッハやスカルラッティがダンス・ミュージックであることが強調され、深い精神性という言葉からは程遠い演奏（と僕には感じられた）が繰り広げられる。雑ではあるが、表情豊かで個性的なピアノ捌き。そして、ヴィルトゥオーゾ的な要素が垣間見られるものの、それはあくまで似非。ジャズ・ピアニストのように足を踏み鳴らし、グレン・グールドのように鼻歌を歌いながら、そして左手で指揮をしながらの演奏。
それでもさすがにヤナーチェクやラヴェル、プロコフィエフという20世紀の作曲家の作品を演奏する時は板についていたし、「戦争ソナタ」など先年聴いたアルゲリッチの実演には及ばないものの、結構衝撃性の強いものだった。十分楽しませていただいたので、これはこれで良しとしようと思った矢先、何とアンコールでいきなり「展覧会の絵」の後半部分が演奏された。吃驚仰天、脳天直撃、こんなに興奮、感動したパフォーマンスは珍しい。まるで<a href="http://opus-3.net/blog/archives/2007/08/post-88/index.php" target="_self">Emerson, Lake & Palmerの「展覧会」</a>を初めて聴いた時の「ぶっ飛び感」がまざまざと蘇ってきた。これは凄い！！もうこのアンコールを聴けただけで大満足。ファジル・サイ恐るべし（ただし、いわゆるオーソドックスなクラシック・ピアノを聴きたいという向きにはオススメできないことを明記しておく）。

<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0000041JU?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B0000041JU" target="_blank">ムソルグスキー：組曲「展覧会の絵」
イーヴォ・ポゴレリッチ（ピアノ）</a>

サイの実演の後ではポゴレリッチが大人しく聴こえる。しかし、音楽性、芸術性、「天才」は明らかにポゴレリッチが格上。来月はいよいよポゴレリッチの2年ぶりのリサイタル。楽しみだ・・・。]]>
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   <title>褻と晴れ</title>
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   <published>2008-12-03T14:59:37Z</published>
   <updated>2008-12-04T14:45:23Z</updated>
   
   <summary>人は誰でもお祭り好きだ。ともかくどんな手段を使おうと誰かと「一体化」したいと望ん...</summary>
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      <![CDATA[<img alt="bob_dylan_free_wheelin.jpg" src="http://opus-3.net/blog/images/bob_dylan_free_wheelin.jpg" width="159" height="159"hspace="5" align="left"/>人は誰でもお祭り好きだ。ともかくどんな手段を使おうと誰かと「一体化」したいと望んでいるのである。師走になり「忘年会」花盛り。ここぞとばかりに歌を歌いまくり、羽目をはずしながら発散する人々を見て、人間の根底に潜む「性」を垣間見たよう。

島国日本は古来農耕民族で、集団生活を余儀なくされた。人々が協力し合いながら日々の糧を産み出す労働。あまりに勝手な行動をとり、掟に背くと「村八分」という試練が待っていた。よって時には我慢を強いられる。その積もりに積もったストレスを年に1度のお祭りで解放するのである。この時ばかりは「無礼講」。若いも老体もお神輿を担ぎ、ともかく「一つ」になることを願う。

とはいえあまりに行過ぎた行動は気をつけねばなるまい。どんな状況、状態でも大人であることを忘れてはならない。

深夜の新宿を歩きながらBob Dylanの「Blowin’ in the Wind」を口ずさむ。]]>
      <![CDATA[How many roads must a man walk down
Before you call him a man?
Yes, 'n' how many seas must a white dove sail
Before she sleeps in the sand?
Yes, 'n' how many times must the cannon balls fly
Before they're forever banned?

The answer, my friend, is blowin' in the wind,
The answer is blowin' in the wind.

どれだけ歩けばいいのだろう？
真の人間として認められるためには。
いくつの海を越えればいいのだろう？
白い鳩が浜辺でゆっくり休むためには。
そして、いくつの弾丸の雨が降ったらいいのだろうか？
それらが永遠に無くなるには。

友よ、その答は、風に吹かれている。
答えは風に吹かれている。

<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0009V92RW?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B0009V92RW" target="_blank">Bob Dylan：The Freewheelin’</a>

1963年発表のセカンド・アルバム。若き日のDylanの歌は、その歌詞の内容といい21世紀の今も色褪せない。日常とお祭りの両方を広角で見据えるDylanの眼差しは神の眼差しに限りなく近い。]]>
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   <title>金子みすゞにアファナシエフのショパン</title>
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   <published>2008-12-02T13:23:50Z</published>
   <updated>2008-12-03T15:22:08Z</updated>
   
   <summary>ホメオパシーのコンサルテーションを受けてから3週間ほどが経過する。お腹の辺りに発...</summary>
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   <category term="65" label="アファナシエフ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="6" label="ショパン" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://opus-3.net/blog/">
      <![CDATA[<img alt="chopin_nocturnes_afanassiev.jpg" src="http://opus-3.net/blog/images/chopin_nocturnes_afanassiev.jpg" width="159" height="159"hspace="5" align="left"/><a href="http://opus-3.net/blog/archives/2008/11/post-489/index.php" target="_self">ホメオパシーのコンサルテーションを受けて</a>から3週間ほどが経過する。お腹の辺りに発疹が出たり、腰の辺りがかぶれたようになる。これが好転反応というものらしいのだが、特にお腹の方は痒くてたまらない（もちろん掻き毟らないよう努力しているが）。ホメオパシーとは関係なく、以前も同じような状態になったことがある。その時は我慢ならずひどく掻いたため赤く腫上がって大変なことになった。もともと薬はあまり好きではないから「自然治癒」をと思って放っておいたのだが、完治せず、結局副腎皮質ホルモン系の皮膚薬を塗ったらばあっという間に湿疹はひいた。それでも、数年後同じような状態に陥るのだから、「薬」とは結局は「対症療法」に過ぎないことがよくわかる。
宇宙も、地球も、人間も「バランス」と「調和」の中に生きている。そのバランスがどこかで崩れた時にある一点「何か問題」が生じるのである。ともかく焦らずじっくりと「治まる」のを待つのが良いのだろう。

<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4882840707?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=4882840707" target="_blank">金子みすゞ童謡集「わたしと小鳥とすずと」</a>を読むと、彼女がまだまだ若い時分から「物事を全体で捉える」ことができ、「極めて鋭い感性に富んだ」優れた詩人であったことがよくわかる。]]>
      <![CDATA[「大漁」
朝やけ小やけだ　大漁だ
大ばいわしの　大漁だ。

はまは祭りの　ようだけど
海のなかでは　何万の
いわしのとむらい　するだろう。

「木」
小鳥は　小えだのてっぺんに、
子どもは　木かげのぶらんこに、
小ちゃな葉っぱは　芽のなかに。

あの木は、
あの木は、
うれしかろ。

生きとし生けるものすべてに感謝できる、そして物事の裏側を素直に察知できるこういう感性を多くの大人は忘れがちだ。「感謝」の気持ちをいつも忘れないようにしたいものだ。

ところで、週末の<a href="http://opus-3.net/2008/10/27-131645.php" target="_blank">「早わかりクラシック音楽講座」</a>はショパンがテーマである。有名な楽曲をあまりにも数多く残したピアノの詩人をどのような切口で料理するか相当悩んだが、やはり男装の麗人ジョルジュ・サンドとの生活を抜きに彼のことは語れまい。1836年、二人の出会いから1847年の破局までの10年余りを振り返り、名曲と共に3時間を過ごそうと考えた。

<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000JVS3V8?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B000JVS3V8" target="_blank">ショパン：ノクターン集（9曲）
ヴァレリー・アファナシエフ（ピアノ）</a>

もうのっけからアファナシエフ節。彼以外の誰がこういう音楽創りを成し得たか・・・。ポゴレリッチか、グールドか・・・。こんなにも深遠で壮大な宇宙を思わせる「夜想曲」を聴いたことがない。気が遠くなるほどの「無限」を感じさせてくれる人類永遠の至宝。

今宵、アファナシエフのショパンに耳を傾けながら、金子みすゞの永遠の世界に浸る・・・。]]>
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   <title>ピエ・カンツィオーネス、そしてシベリウス</title>
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   <published>2008-12-01T11:04:48Z</published>
   <updated>2008-12-02T13:34:15Z</updated>
   
   <summary>2008年も残り1ヶ月・・・、本当に時間の経過は早い。2日間にわたる名古屋での「...</summary>
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   <category term="169" label="ヤルヴィ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://opus-3.net/blog/">
      <![CDATA[<img alt="sibelius_tuonela_jarvi.jpg" src="http://opus-3.net/blog/images/sibelius_tuonela_jarvi.jpg" width="159" height="159"hspace="5" align="left"/>2008年も残り1ヶ月・・・、本当に時間の経過は早い。2日間にわたる名古屋での「人間力向上セミナー」では、お陰さまでまた多くの「気づき」を得ることができ、ご参加いただいた（そしてご協力いただいた）皆様にも相応の納得のゆく成果を持って帰っていただけたのではないかと自負している。グループ・ダイナミクス的に考えると、本当はもう少し多くの方々とのコミュニケーションを通じながら自己の振り返りをする方が望ましいのかもしれないが、なるべく個々のニーズに合うような手作り感を求めていくと、少人数というのも決して悪くないものだと実感した。
昨日のセミナーでもお話ししたのだが、「相手の状況や状態を顧みず、一方的に発信するのではなく、水の流れに逆らわず、波に乗るかのように他者とキャッチボール、すなわちコミュニケーションができるようになると、人間の関係性は一層濃く、深いものになるのではないかと思う。より「人間らしく」、より「自分らしく」生きていきたいものだ。]]>
      <![CDATA[師走の空気が感じられ、そして何より「クリスマス」という雰囲気が充溢する中、久しぶりに散歩をする（随分歩いた）。新宿の伊勢丹経由で、代々木上原にある友人のお店<a href="http://www14.ocn.ne.jp/~gnade/" target="_blank">「マツリカ」</a>へ（今日は休業だったが、特別に開けてもらった）。そして上原から参宮橋までは徒歩、最後は小田急線に乗って新宿へ。
帰宅早々、クリスマスツリーを飾り、<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005HI9S?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B00005HI9S" target="_blank">「ピエ・カンツィオーネス－フィンランドの古い聖歌集」（ハラルド・アンデルセン指揮クレメッティ室内合唱団）</a>を聴く。20年ほど前「サントリー新リザーブ」のコマーシャルに使われていた15世紀ボヘミアの名曲「天の使いは来り」に始まるクリスマスに相応しい心洗われる合唱曲集。人間の声というのは本当に澄んでいる。そして得もいわれぬ「癒し」と「温かさ」に満ちている。
この音楽に触発され<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00000JGXG?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B00000JGXG" target="_blank">シベリウスの合唱曲全集</a>から数曲抜粋で聴き、さらに管弦楽曲集を・・・。

<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005FJ2J?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B00005FJ2J" target="_blank">シベリウス
交響幻想曲「ポホヨラの娘」作品49
交響詩「夜の騎行と日の出」作品55
4つの伝説曲作品22
ネーメ・ヤルヴィ指揮エーテボリ交響楽団</a>

ネーメ・ヤルヴィのシベリウスは、<a href="http://opus-3.net/blog/archives/2007/09/post-102/index.php" target="_self">ベルグルンドのもの</a>とも、あるいは<a href="http://opus-3.net/blog/archives/2007/05/post-10/index.php" target="_self">セーゲルスタムのそれ</a>とも、ヴァンスカのそれとも明らかに違う「輝き」を秘めている。カラヤンのシベリウスがもつスマートさと<a href="http://opus-3.net/blog/archives/2008/05/post-321/index.php" target="_self">バーンスタインの異形のシベリウス</a>のもつ粘っこさが同居したかのような不思議な感覚を想起させる音楽作りといえばいいのかどうか・・・。

乾き切った凍てつく空気に、シーンと静まり返った北ヨーロッパの大地。
人と人とが「つながる」際に発する「温かさ」、そして「一体感」。シベリウスの音楽には自然と人間の織り成す調和がある。]]>
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   <title>Spain</title>
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   <published>2008-11-28T13:00:40Z</published>
   <updated>2008-12-01T11:21:40Z</updated>
   
   <summary>事が起こってしまってから気づいて「後の祭」だということがよくあろう。 問題が起き...</summary>
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   <category term="423" label="チック・コリア" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="628" label="ロドリーゴ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
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      <![CDATA[<img alt="chick_light_as_a_feather.jpg" src="http://opus-3.net/blog/images/chick_light_as_a_feather.jpg" width="159" height="159"hspace="5" align="left"/>事が起こってしまってから気づいて「後の祭」だということがよくあろう。
問題が起きたときに、大抵の人はその原因を「外」に見つけようとする。どんなに血眼になって探そうとも「外」にあるはずもなく、結局は自分自身の「内」にあるのだということに気づけるだけで様子はガラッと変る。問題やトラブルは恐らくほとんどの場合、「エゴ（我）による行動」をその因としているのだから、「エゴによる行動」か「そうでないか」を見極められるようになると、途端に事はうまく運ぶようになる。その見極めはかなり難しいと思うが、自分自身の「直観力」、「感覚」をもっと信じるところから始めることが肝心だ。初めの直感ほど「正しい」ことはない。迷いに迷って、考え過ぎれば考え過ぎるほど人は道を誤るもの。

幼少時に失明したにもかかわらず、ホアキン・ロドリーゴが世に送り出した名曲は数多い。中でも美しい旋律と哀愁漂う楽想をもった傑作「アランフエス協奏曲」は20世紀が産んだ5本の指に入る協奏曲といっても過言ではない。まさに「直感」だけを頼りに孤高の作曲家が生み出した心に染み入る音楽。今や通俗曲となったこの曲を普段好んで聴くことは滅多にない。しかし、年に1度か2度、ふと取り出して耳にするのは<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005R0MA?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B00005R0MA" target="_blank">カルロス・ボネルがデュトワ＆モントリオール響をバックに録音したDecca盤</a>（1980年：この頃のデュトワはまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、ロシア物、フランス物、スペイン物など多くの名盤を残している）。ともかく涙が出るほど美しい。第2楽章のあの有名な憂愁感漂う旋律を創出しただけでもロドリーゴは偉い！]]>
      <![CDATA[ところで、この音楽はあらゆるジャンルの天才たちが編曲を競い、名録音を残しているので今夜はあえてそれらの音盤を採り上げることにする。

<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0000046YK?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B0000046YK" target="_blank">Chick Corea and Return to Forever：Light as a Feather</a>

アルバム全編にわたり繰り広げられる名手たちの超絶技巧。ボサノバにも通ずる気だるい雰囲気、そしてジャジーな即興風の音楽群が雨模様の秋空とぴったり合う。
中でもChickが「アランフエス協奏曲」をモチーフに見事なFusion音楽として再生した「Spain」はいつ何時聴いても心を奪われる、「直感」の音楽である。
明日からのセミナーに備えて心身の滋養にじっくり耳を傾けようか・・・。]]>
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   <title>「つながり」を意識すること</title>
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   <published>2008-11-27T12:28:35Z</published>
   <updated>2008-11-30T15:28:12Z</updated>
   
   <summary>一気に冬到来という気候で、雪でも降るのではないかと思わせるほど外の空気は冷たい。...</summary>
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   <category term="627" label="アムラン" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://opus-3.net/blog/">
      <![CDATA[<img alt="Albeniz_Iberia_Hamelin.jpg" src="http://opus-3.net/blog/images/Albeniz_Iberia_Hamelin.jpg" width="159" height="159"hspace="5" align="left"/>一気に冬到来という気候で、雪でも降るのではないかと思わせるほど外の空気は冷たい。雨は明日の明け方まで続くとのことだが、風邪等ひかぬよう注意したいところ。週末は名古屋でセミナーがあるし、来週も予定が結構入っているので病気になっている暇はない。その字の如く「病は気から」というが、身体を冷やさないようにしつつ、意識を外に向け（つまり気を吐き）、人が喜んでくれる姿を想像しながら生きていると絶対倒れることはない。セミナーを受講していただく際、僕は「ここにいる自分以外の方たちのために一生懸命やってください」と皆さんにお願いする。人は誰でも他人のために生きているようなもので、そのことに気づき、そういう生き方が自ずとできるようになることで「人間力」が大幅に向上するということを間近にたくさん見てきたものだから、必ず冒頭に申し上げるのである。
「世界は一つで、すべてつながっており、自分もその一部である」ということを全ての人が自覚、認識したら世の中は本当に良くなるだろうな・・・。]]>
      <![CDATA[イサーク・アルベニスがその晩年に病身をおしながらもおそらく全精力をかけ創作しただろう超絶技巧の傑作ピアノ曲集「イベリア」12の新しい〈印象〉全4巻。今日だけで3度も繰り返しこの曲集を聴いた。スペインはかつて一度だけ訪れたことがある。その時はマドリードを中心にアランフエスなどの周辺都市を周ったように記憶する。どこもかしこも中世の街並みが残存し、エキゾチックな雰囲気を漂わす中に得体の知れない高揚感を感じさせる「異国情緒」溢れる国だった。食事もすべて日本人好みで、何を食べても美味で、またもう一度行ってみたい国のひとつである。とはいえ、あのラテン系特有の鷹揚さ、尻の軽さのような体質にはやっぱりついていけない（笑）。僕は深刻で暗いゲルマン系の国々に最終的には惹かれてしまう。性根からネクラなんだろう・・・。

<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0007WFWPY?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B0007WFWPY" target="_blank">アルベニス：「イベリア」12の新しい〈印象〉全4巻
マルク＝アンドレ・アムラン（ピアノ）</a>

これはアルベニスが愛する故郷にお別れを告げる、そう、現世へのお別れのつもりで書いた音楽であることが手に取るようにわかる。愉しげに響くはずのどの舞曲も心なしか寂しく哀しく心に響く。昨日のモンポウとはまた違った意味で静かな「祈り」の思いが見事に音化されている。

アムランの演奏はさすが技巧派だけあり完璧。しかし、あまりにテクニックに偏りすぎるきらいがあり、死を目前にした作曲家の心までは捉え切れていないように思う。残念ながら僕は未聴なのだが、<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0000CD7W7?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B0000CD7W7" target="_blank">ラローチャが録音した音盤</a>ならもっと切実に直截に感情に訴えかける表現を耳にできるのではなかろうか。すぐにでも比較して聴いてみたいところだが手元にその音盤はない。]]>
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   <title>モンポウを聴く</title>
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   <published>2008-11-26T13:14:58Z</published>
   <updated>2008-11-27T12:34:18Z</updated>
   
   <summary>昨日も今日も快晴。「愛知とし子ピアノリサイタル」にご来場いただいた皆様にお礼のメ...</summary>
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   <category term="7" label="ピアノ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="625" label="モンポウ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
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      <![CDATA[<img alt="mompou_plays_mompou.jpg" src="http://opus-3.net/blog/images/mompou_plays_mompou.jpg" width="159" height="159"hspace="5" align="left"/>昨日も今日も快晴。「愛知とし子ピアノリサイタル」にご来場いただいた皆様にお礼のメールを送ったところ早速いくつも返事をいただいた。音楽はもちろん良かったのだが、それ以上に見事だったのが、借景のように雨に濡れそぼる庭園をバックに、ピアノの音色と連動するかのように風がたゆたい、鳥が舞い降りる光景がたまらなく魅力的だったという感想がことのほか多かった。本当にどういうわけか24日のリサイタル当日だけ雨模様になるとは、これこそまさに天の配剤というか、神様が与えてくれた演出というか、こんなに幸運なことはない。ともかく、大勢の方々にご来場いただき、喜んでいただけたのだとあらためて実感した。

時と共に消え往く運命である「音の芸術」は、時間と景色の移り変わりと交錯することで本当に劇的な印象を与えるもの。特に、<a href="http://www.teien-art-museum.ne.jp/index.html" target="_blank">東京都庭園美術館</a>のように、通常のホールとは違ったシチュエーションでのリサイタルはまた別の感動を与えてくれるから価値がある。来年にはホールが老朽化のため一旦壊されるということだが、何だかもったいないように思う。]]>
      <![CDATA[モンポウを聴く。

フェデリコ・モンポウの音楽は内省的で、そのどれもが涙が出るほど美しい。とりわけ僕が好んで聴くのは初期、まだエリック・サティやクロード・ドビュッシーの影響を受けつつ書かれた作品群。例えば、「内なる声」（1911年～14年）、「子どもの情景」（1915年～18年）。ラテン民族のもつ情熱的な側面を内に秘めつつも、外側はあくまでクールにそっけなく紡ぎ出される祈りの音楽。

ところで、来月の<a href="http://opus-3.net/2008/10/27-131645.php" target="_blank">「早わかりクラシック音楽講座」</a>は久しぶりにショパンを採り上げる。数々の名曲を生み出している作曲家だけに、どういう切口で攻めるか今から悩みの種だ。単に有名曲を集めて編んでも良いだろうし、時代で区切って構成するのも良かろう。妥当な線は、ある曲集をまとめて聴いてみることか・・・。どなたか良い知恵あったらコメントください。

以前、<a href="http://opus-3.net/blog/archives/2008/07/24-1/index.php" target="_self">ブーニンの弾く「24の前奏曲集」</a>を採り上げた。この音楽はショパンが愛人ジョルジュ・サンドとマジョルカ島への逃避行を敢行した前後に創作された極めて美しい曲集だが、壮年期のモンポウがこの中の第7番イ長調－そう、「太田胃散」のCMで有名なあれ－を主題にして傑作変奏曲（1938年～57年）を残している。わずか数十秒の音楽を元に創造力の限りを尽くし、繊細で静けさに富んだ楽曲を創造した渾身の名曲。これまた美しい・・・。

<a href="http://www.hmv.co.jp/product/detail/1886222" target="_blank">モンポウ自作自演集
フェデリコ・モンポウ（ピアノ）</a>

今やこの自作自演全集（4枚組Boxセット）は、Brilliantレーベルから2000円弱で販売されている。絶対に「買い」！]]>
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   <title>秋晴れにフランク</title>
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   <published>2008-11-25T12:47:18Z</published>
   <updated>2008-11-26T13:25:38Z</updated>
   
   <summary>前にも書いたアランの弾くフランクのオルガン曲を聴いていると、何とも不思議な気分に...</summary>
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      <![CDATA[<img alt="franck_gitlis_argerich.jpg" src="http://opus-3.net/blog/images/franck_gitlis_argerich.jpg" width="159" height="159"hspace="5" align="left"/>前にも書いた<a href="http://opus-3.net/blog/archives/2008/03/post-288/index.php" target="_self">アランの弾くフランクのオルガン曲</a>を聴いていると、何とも不思議な気分になる。それは<a href="http://opus-3.net/blog/archives/2007/09/post-111/index.php" target="_self">J.S.バッハのオルガン曲</a>とは違って、問答無用の宗教臭さが微塵も感じられない音楽であり、母なる大地を連想させる温かみと静けさをあわせもつ「幸福な調べ」なのである。
「過去と未来を鳥のように俯瞰しながら見渡せたら・・・」
そう、タイムマシーンに乗るような錯覚を催させるのだからこれはもう「麻薬」である。
そのフランクがその名声を確固としたものにした名曲がヴァイオリン・ソナタ。これは敬虔なカトリック信者であったフランクが世に送り出した突然変異的な傑作で、この音楽の中にもはや「フランク」という人間は存在していない。ただ妙なる音楽が鳴り響くのみ。おそらくこの音楽を感動的に表現するには相応の経験と年季が必要だろうことは楽器のできない僕にも手にとるようにわかる。
とはいえ、この音楽には数多の名盤が存在する。古くはティボーとコルトーのデュオ。そしてチョン・キョン・ファとルプーが録音したもの。さらにはマイスキー＆アルゲリッチのチェロ版によるもの。ゴールウェイのフルートによる版での演奏（アルゲリッチのピアノ）というものもある。いずれの音盤で聴いてみても当然感動的だが、今日はギトリスがアルゲリッチの伴奏で演奏した別府でのライブ録音を取り出そう。]]>
      <![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005HV71?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B00005HV71" target="_blank">フランク：ヴァイオリン・ソナタイ長調
イヴリー・ギトリス（ヴァイオリン）
マルタ・アルゲリッチ（ピアノ）</a>

1998年、第1回別府アルゲリッチ音楽祭が催されたときのライブ録音。この年に僕はアルゲリッチを追っかけて別府まで小旅行を強行した。目当てはチョン・ミョンフンとのプロコフィエフの第3協奏曲。もうメロメロになるほど感動的な演奏だった。

そして、それから2年後。ミケランジェリを追悼し、遂にアルゲリッチの独奏リサイタルが東京で1回のみ開催されることになった。一旦ご破算になったものの、その企画は9ヶ月後（2000年11月）いよいよ我々ファンの前に現実となる。そのことについても<a href="http://opus-3.net/blog/archives/2007/12/post-200/index.php" target="_self">いつだったか書いた</a>と思うが、ともかく言葉に言い表せない至高の体験であった（リサイタル後半にギトリスが登場して確か「クロイツェル」ソナタを演奏したと記憶するが、この演奏も素晴らしかった）。何とこの月は、11月上旬に朝比奈隆指揮NHK交響楽団によるブルックナーの「ロマンティック」、そして中旬に<a href="http://opus-3.net/blog/archives/2007/07/live-in-japan/index.php" target="_self">ギュンター・ヴァント指揮北ドイツ放送響の伝説の来日公演</a>、さらにアルゲリッチのこの公演とクラシック音楽ファンの間でいまだに語り草となっているコンサートが続く。その全てを実演で聴けているわけだから、何と幸運だったことか！

昨日とはうって変って快晴。心地よい秋晴れといっていいのかどうかはわからないが、窓を開けると冷たい空気に頭も冴え、雑用が進む。昨日のリサイタルにご来場くださった方々へのお礼メール。そして週末は久しぶりに名古屋でのセミナーなのでその準備など。]]>
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   <title>雨模様の庭園美術館</title>
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   <published>2008-11-24T14:32:18Z</published>
   <updated>2008-11-25T12:58:04Z</updated>
   
   <summary>目黒の東京都庭園美術館大ホールでの「愛知とし子ピアノリサイタル」が無事終了した。...</summary>
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      <![CDATA[<img alt="brahms_wlach_quintet.jpg" src="http://opus-3.net/blog/images/brahms_wlach_quintet.jpg" width="159" height="159"hspace="5" align="left"/>目黒の<a href="http://www.teien-art-museum.ne.jp/index.html" target="_blank">東京都庭園美術館</a>大ホールでの<a href="http://elude.jp/a/241108.html" target="_blank">「愛知とし子ピアノリサイタル」</a>が無事終了した。先日の<a href="http://opus-3.net/blog/archives/2008/11/post-493/index.php" target="_self">多治見でのコンサート</a>の日もどういうわけか雨だったが、今日も午後から雨模様。リサイタル開始時間に合わせたかのように雨が降り始め、時間を追うごとに雨脚が激しくなっていく。主催者側からすれば生憎の雨で申し訳ない気持ちにもなるのだが、実はこの雨こそが最高の演出だったことに後から気づく。
この会場は多目的ホールゆえ通常のコンサートホールとは造りが違う。そのため音響こそ問題があるものの観客席から見る窓越しの背景には雄大な庭園が展開しており、雨に濡れた木々や風に揺れる木の葉がピアノの音と連動するように映え、雰囲気満点の舞台になった。お客様にも喜んでいただけたようで本当に良かった。それに、この時期、日の落ちるのも早く、コンサートが終盤になるにつれ少しずつ暗くなっていく様は見事で、薄暮の中でのピアノの音色は何とも感慨深かったことを付記しておく。天に感謝。]]>
      <![CDATA[ところで、肝心の演奏。会場のせいもあってピアノの「鳴り」こそはいまひとつだったが、1週間前とはまた違った解釈でのパフォーマンスだったゆえ、そういう意味ではとても面白かった。例えば、愛知とし子が得意とするベートーヴェンの「テンペスト」。多治見公演での演奏が「動」とするなら今回の演奏は「静」。ゆったりと落ち着いた気持ちで十分に間合いを取りながらの深い呼吸の演奏。個人的には勢いのある前回の演奏が好みだが、今日の演奏もまた素晴らしい。
それにしてもたった1週間の差でこうも違う印象を受けるのだから、クラシック音楽を聴く醍醐味が「聴き比べ」にあることを再確認する。同じ人間といえども弾く場所やそこにいる聴衆の状態、あるいは自分自身の体調によって全てが変化するのである。
今日もバッハやショパン、リストなどの演奏を聴いてみて、やっぱり愛知とし子はドイツ物に絞って演奏活動を展開したほうが性にあっているのではないかという結論に達した。不得手なものを無理してやるより得意なものを徹底的にやりこんだ方が良いに決まっている。何事もそうだ。J.S.バッハ、ベートーヴェン、シューマン、ブラームス。このあたりが彼女の今後のライフワークとなろう。

<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000XAMDE8?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B000XAMDE8" target="_blank">ブラームス：クラリネット五重奏曲ロ短調作品115
レオポルト・ウラッハ（クラリネット）
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
</a>
この曲は何度聴いても痺れてしまう。老境の切ない思いがいっぱいに詰まっている。それをより一層哀しく表現するウラッハの手腕。今日のような雨の日には独奏ピアノの愁いある響きもいいのだが、ブラームスの室内楽こそが晩秋の黄昏時に相応しい。天下の名盤である。]]>
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   <title>ショパンとシマノフスキ</title>
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   <published>2008-11-23T12:11:08Z</published>
   <updated>2008-11-24T14:43:45Z</updated>
   
   <summary>仕事で「決めること」が苦手な人は、自分のことについても「決めること」が下手なよう...</summary>
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      <![CDATA[<img alt="szymanowski_carmina_quartet.jpg" src="http://opus-3.net/blog/images/szymanowski_carmina_quartet.jpg" width="159" height="159"hspace="5" align="left"/>仕事で「決めること」が苦手な人は、自分のことについても「決めること」が下手なようだ。何でもそうだが、後退するのでないなら右に行くか左に行くかしかないわけだから、「度胸」をすえて即断即決。そして一度決めたら梃子でも動かないという「信念」が大事。それは決して頑固になれということではない。腹をくくって、「たとえ火の中、水の中」。
進め、進め、前に進め。後ろを振り返ってもどうしようもない。立ち止まって考え込んでも時間をロスするだけ。自分を信じるべし！
午前中、ミーティングをしながらふと考えたこと。人の振り見て我が振り直せ。

シマノフスキを聴く。ショパンと並びポーランドを代表する作曲家とはいえ、「ピアノの詩人」の異名をもつショパンに比してシマノフスキの人気は決して高いとはいえず、主要な作品群もほとんど聴かれないのではないだろうか。そういう僕もこの作曲家のことに関しては極めて疎い（ほとんど何も知らないと言っていいくらい）。ただ、どんな作曲家であろうとその音楽を聴いて、感じ、考えたいという好奇心は常に持ち合わせているので、「レコ芸」などで発売当初随分評判が高かったと記憶するカルミナ四重奏団による弦楽四重奏曲を久しぶりに取り出した。]]>
      <![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000066ILN?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B000066ILN" target="_blank">シマノフスキ：弦楽四重奏曲第2番作品56
カルミナ四重奏団</a>

1927年の作曲。同時期のハンガリーの大作曲家ベラ・バルトークに比肩しうる音楽。しかし、僕はバルトークよりもむしろ<a href="http://opus-3.net/blog/archives/2007/05/post-5/index.php" target="_self">ヤナーチェク</a>の弦楽四重奏曲に近い印象を受ける。ちなみにほとんど同年に、バルトークは<a href="http://opus-3.net/blog/archives/2008/02/post-256/index.php" target="_self">弦楽四重奏曲第3番</a>を、ヤナーチェクは弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」を世に送り出している。いずれも超がつく名曲であり、甲乙つけがたい魅力に溢れている。シマノフスキ本人の境遇や当時の出来事、心情などは研究不足ということもあり残念ながら何も知らない。が、どういうわけか深い哀しみを纏いながらも官能的で、特別に何度も繰り返し聴きたくなるこの音楽に接するたびに不思議に「やる気」が湧いてくるのだから堪らない。しっとりと濡れそぼった音の連なりが、まるでカルミナ四重奏団の4人の奏者の身体を借りて湧き出すような感じ。シマノフスキの音楽をもっと聴いて、彼のことについて書かれた書籍を読み勉強しようか・・・。とても興味深い作曲家だ。

隣の部屋からは、明日のリサイタルに備え、愛知とし子の奏するベートーヴェンとショパンが聴こえてくる。特にショパンに関していえば、音楽の質は違えど、同郷の作曲家らしく、不思議に符合する「何か」が感じられるのは絶妙。これは一体何だろう？ポーランド民族の民族性なのか・・・血潮がたぎるように内に向かって熱い感情がほとばしる。]]>
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   <title>ワインの楽しみ方講座、そしてコルトーのショパン！</title>
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   <published>2008-11-22T14:59:37Z</published>
   <updated>2008-11-23T12:18:16Z</updated>
   
   <summary>府中のアビリティーズセンターで開催された「ワインの楽しみ方講座」に参加した。ワイ...</summary>
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      <![CDATA[<img alt="chopin_waltzes_cortot.jpg" src="http://opus-3.net/blog/images/chopin_waltzes_cortot.jpg" width="159" height="159"hspace="5" align="left"/><a href="http://www.abilities.jp/home/" target="_blank">府中のアビリティーズセンター</a>で開催された「ワインの楽しみ方講座」に参加した。ワインの薀蓄に始まり、5種のワインのテイスティング、そして美味しいディナーをいただき、参加された方々と愉しく歓談し、あっという間の4時間半であった。途中、<a href="http://www14.ocn.ne.jp/~leier/" target="_blank">三野友子さん</a>のライアー演奏（「主よ、人の望みの喜びよ」、「いつも何度でも～映画『千と千尋の神隠し』」）と<a href="http://www.elude.jp/a/aichi.html" target="_blank">愛知とし子</a>のピアノ演奏（ショパンの嬰ハ短調ワルツと要望にお応えしてモーツァルトのトルコ行進曲）を交え、お酒をいただきながらほろ酔いで聴く音楽の素晴らしさと、音楽の持つ「癒し」、「人々を陽気にする」効果をあらためて実感した。
ところで、「ワインと健康」と題する講座の中で教えていただいたワインに関する知る人ぞ知るというマメ知識は大変興味深く、また参加させていただきたいと思った。とにかく面白い（それは、講師である伊東会長のお話のうまさに依るものだが）。
ちなみに、ワインは古来より通風治療の特効薬であったということに始まり、ワインのカクテルが強精剤になること、また<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003362535?ie=UTF8&tag=opus3net-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=4003362535" target="_blank">「純粋理性批判」</a>を著したエマニュエル・カントが80歳で死ぬ日までワインを飲まない日はなかったということなど、ワイン好きに限らずとも興味の尽きない話の数々はとても勉強になった。感謝です。]]>
      <![CDATA[本日嗜んだワインは次の5種。
Las Casas Del Chardonnay, 2007　チリ産
Sutter Home Sauvignon Blanc, 2006　カリフォルニア産
La Closerie de Camensac Haut-Medoc, 2004　フランス産
Chateau Baratet Bordeaux Superieur, 2006（ABSC）　フランス産
La Chevalerie Bordeaux Rouge, 2006（ABC）　フランス産

最初の2つが白、残り3種が赤なのだが、全てがびっくりするくらい美味しかった。もともとお酒は強くないが、随分飲んでしまった。にもかかわらず、一切悪酔いしない。素晴らしい！気分が良いところで、妙にコルトーの弾くショパンが聴きたくなり、帰宅するや夜更けにLPレコードを久しぶりにひっぱり出し、知るはずもない古き良き時代に想いを馳せながらワルツ集を極小の音量で少々楽しんだ。

<a href="http://www.hmv.co.jp/product/detail/1385253" target="_blank">ショパン：ワルツ集
アルフレッド・コルトー（ピアノ）
</a>
こんなにも崩して弾いているにも関わらず、きちんと「音楽」になっており、ショパンの持つ淡い「詩情」を感じさせてくれるのだから、やっぱりコルトーというのは100年に1度出るか出ないかの天才なのだと思う。偉大です。
美味しいフランス・ワインにはコルトーの洒落た音楽が不思議に似合う。]]>
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